肌寒い10月の夜にも、氷枕が必須アイテム。つめたくないと眠れないのだそうです。どんだけ暑がりなんだ・・・

 

冷えたまくらに安心したヒルマが、フッと顔をこわばらせ「寝たくない」と言い出しました。



いまにも泣き出しそうでした。
 

 

それがどんな夢なのか聞いてみると、しばらく沈黙したあとで、

 

 


「ヤなゆめ(イヤな夢)」とだけ教えてくれました。わたしは黙ってしまいました。

よるがきらい─以前ヒルマからそう打ち明けられたとき、わたしは何て言った?もったいな~い!ってヘラヘラ笑ったんだ。わたしってなんて軽薄・・・

 

 

 


って、誰かに、何かに、むかって思う─

 

 

 


また夜がくる・・・