こんにちは、育休中のあまちゃんです。
今回は精神障害者雇用の面接方法についてお話ししたいと思います。
私は、ADHDとうつ病、不安障害の診断を受けており、精神障害者手帳3級を持っています。
現在育休中ですが、障害者雇用のフルタイム正社員です。
なぜ私が精神障害者雇用で合格できたのか、それは2つの要点を理解していたからです。
今回は精神障害者雇用の面接についてお話しします。
精神障害者雇用の面接
精神障害者雇用で面接官が知りたいのは、主にこの二つです。
・あなたに必要な配慮とは何か
・それは会社がフォローできる程度のものか
まず大前提、人柄や真面目さ、身なりの清潔さなどは健常者並みに仕上げてください。障害者雇用だから適当で大丈夫なことは絶対ないです。
その大前提の上で、障害者雇用の面接では「その障害は会社でフォローできる程度のものか」を見ています。
営利企業・非営利企業問わず、正直な話、厄介者は入れたくありません。障害者か否かに関わらず、できる限り厄介ごとは最小限にとどめたいのです。同じレベルの人材であれば、手間がかからない方を取りたいです。これは就活生側も理解できると思います。
では障害が軽度であればそれで合格でしょうか?
障害者雇用は障害が軽ければ軽いほど合格する仕組みなんでしょうか?
いえ、違います。
まず面接の流れから。
面接では「◯◯障害(◯◯病)について教えてください」と聞かれます。面接官はお医者さんではありませんので、障害のことをよく知りません。
実際はある程度予習はされていると思いますが、面接官は「うつ病とは何か?パニック障害とは何か?」と何も知らない状態である前提で臨んだ方がいいでしょう。
あなたの持つ障害(病気)について、ここはわかりやすく、簡潔に答えられるよう準備しときましょう。
大体10秒〜20秒で答えるようにします。
自身が障害に悩み、たくさん勉強しているため、知っていることは面接官に全部話したい気持ちはわかります。ですが面接では障害自体を詳しく知りたいのではなく、あなた自身の話を聞きたい場なのです。一般的な障害の説明は必ず端的に手短にしましょう。
障害自体の説明はその10秒程度で構いませんが、次に聞きたいのは「あなた自身の症状」についてです。
例えば同じうつ病でも症状の出方に違いがありますよね。また対処法も違うはずです。
なので、あなた自身の症状をあなたの言葉で話す必要があります。
例えば「1日3時間以上外での作業があればうつ症状が出にくくなる」「私のパニック症状は主に電車で発症するが、室内では発症したことがない」「ADHDの症状は服薬していてだいぶ落ち着いているが不注意症状はまだ残っている」などです。
あなたがどういう症状なのか、どういう状態なのかを説明してください。
しかしここは面接官から深掘りされるところでもあります。
「室内では発症しないとおっしゃいましたが、電車と室内でなぜその違いがあるんですか?」「室内でこれからもパニックにならないと思いますか?」「もし室内でパニックになればあなたはどうしますか?」などです。
これらは意地悪で聞いているわけではなく、あなたの症状と会社でフォローできることの照らし合わせをしているんです。
「電車で発症するのは窓がないから」という理由であれば、窓がたくさんある会社では働けるでしょうが、地下の職場では働けないでしょう。
「満員電車は人が多いから」という理由であればどの程度の人の多さでダメなのか、面接官は会社内の環境を想像しながらあなたに聞くでしょう。
どれも「うちの会社で大丈夫か」「フォローできるか」という軸で聞いています。
なので、障害が軽度であっても、会社の方針や環境とマッチングしなければ受かりません。
また、いくら障害が軽度であっても、自己分析が足りず、自身の障害をコントロールできない、または困難時の対策法が確立されていない場合も受かりにくいでしょう。
もちろん100%のコントロールは無理ですが、障害に対する対応力を見られる場になりますので、ここは十分に考えておきましょう。
ちなみに、あなたの症状をよく見せようと、少し盛って軽く言うことはお互いのためになりません。
就活の面接は多少盛るものですが、自身の症状だけは素直に言うことにしましょう。
以上が精神障害者雇用の面接でのポイントです。
精神障害は目に見えるものではないので相手に伝えることが特に難しいです。また、どのタイミングで発症するのかどの程度の重さの症状なのかも、言葉では表しにくいです。
だからこそ面接でうまく症状を伝えられたら周りの人と差がつきます。
もし落ちてもそれは会社とマッチングしなかっただけであなた自身の問題ではありません。気にせず次に行きましょう。
自身のハンデもありつつ就活することは本当に大変なことだと思います。
どうかあなたにとってベストな会社に受かりますようにお祈り申し上げます。