記事URLは
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLZO9046764012082015DTC000
ニチイまでが最終赤字、その理由が「人材不足」と記事に書かれてしまうと
「そこまで人材不足なのか。へ~」と思ってしまう。
ニチイのオフィシャルサイトにも
「介護報酬の大幅引下げの影響や都市部を中心とした介護人材の不足によるサービス供給量の低下により減収・
減益となりました。」とあるので、人材不足が業績にマイナス影響なのは確かのよう。
同ページには、人材確保策として
「現在、新体制による講座受講生・修了生への
就業アプローチを強化し、就業者に対するキャンペーン実施や、就業後の資格取得支援、研修の充実等、当社の
強みを更に発揮することで、人材確保・定着率の向上にも努めております。」とある。
私も、ニチイの講座を受けたことが複数回あるが、せっかく自社で講座を開いているのに、自社の事業所への就業促進が、ほとんど無かった。講師が個人で(非公式に)「いつでも来てください」と誘うことはあっても、事務局側からの公式なお誘いは、ほとんど記憶にない程度しかなかった。なんとも、もったいないことをしていたものだと思う。受講中に、優秀か優秀でないかはだいたい分かるのだから、優秀だと思った受講生には個別でアプローチしても良かろうに。 (まあ、問題がないことはないが)
ニチイの人手不足については、もう一つ思うことがある。
あくまで、イメージなのだが、ニチイの得意分野は(介護の中で)訪問介護であって、居住系介護(つまり老人ホーム)は手薄だった。最近になって、老人ホームに本格進出してきた感がある。
訪問介護の職員は、パートタイマーが多い。これに比して、老人ホームはフルタイムが多い。したがって、人材募集の際のターゲット層は根本的に違う。同じ介護でも、人材採用の戦略が別物なのだ。そこの部分をうまく切り替えられていたのだろうか?と思ったりする。裏付けが全くないので、思うだけですけど。
