今回は...

二次試験で行われる身体検査について解説していきます。

 

一次試験を合格すると、次に面接と身体検査を受けることになります。

ここでは身体検査で受ける検査と注意点について書いていきます。

 

受ける場所

私の場合は県内にある自衛隊の駐屯地で受けました。

当日、朝に一次試験をした合同庁舎に集合して、そこから自衛隊の方が用意して下さったバスで駐屯地まで移動しました。

 

駐屯地についてから

駐屯地についてから私たちは受験番号をもとに2つのグループに分かれました。

1つは身体検査の後に面接を受けるグループ

もう一つはその逆で、面接を先に受けるグループでした。

 

順番が異なるだけで内容は変わりません。

 

ここから身体検査について書いていきます

 

身体検査で受ける検査項目

 

身長と体重

工科学校の受験要項に身長と体重の表が記載されています。

工科学校の試験では身長に対して体重の下限と上限が決められています

二次試験の前にこの規定に収まるように体重を管理しておきましょう。

ちなみに基準をオバーしたりするとそれだけで試験に落ちます。

実際自分は一回目の試験で基準を1~2kgほどオバーしていて落ちました。

 

この時はパンツ一枚で計ります。

 

視力

両側とも裸眼視力が0.6以上または矯正視力0.8以上が必要です。

眼鏡を普段からかけている人は、裸眼が弱くて心配しているかもしれませんが、矯正視力で0.8以上であれば問題ありません。

 

これも基準に満たなければ落ちるので事前に眼科等で視力を図っておきましょう。

保健室などで事情を話せば協力してくれるかもしれないので、相談してみてもよいでしょう。

 

合格する自信があって「実際に工科学校に行くまでに眼鏡作ればいいか」などと考えていると落ちるので注意が必要です。

 

色覚

よく学校などで使う色覚検査用の本を使った検査です。

 

聴力

これも特に変わったことはしません。

検査用のヘッドホンを着け、音が聞こえたらボタンを押します。

一応個室で行いますが防音室のような場所ではないので、結構外の音が聞こえます。

 

検尿

特に変わったことはしません。

出ないとまずいので検査が始まる前に多少水分をとっておいたほうが良いです。

 

血圧心拍数

よく病院にあるような腕を通す機械で測ります。

心拍数が高すぎたり低すぎたりすると何度も測ることになるので、緊張しないようにしましょう。

 

関節の動き

簡単な運動をします。

うろ覚えですが、片足立ちしたり腕を回したりしました。

日常的に運動していれば出来るような簡単なものなのでさほど心配は必要ありません。

 

走ったりするわけでもないので体力も必要ないです。

 

歯科検診です。

恐らく虫歯などがないか見ていたのだと思います。

これも事前に歯医者で見ておいてもらったほうが良いでしょう。

 

医官との面談

最終確認的なものです。

この事前調査書に記入したことに間違いはないか、見えない部分に刺青をしていないか、などの質問や体を一通り見られます。

それ以外にも入校にあたって心配なことはないかなど聞かれます。

 

ここで嘘をつくと合格後であっても取り消しになることがあります。

合格すると中学校の方にも調査があるのでここで嘘をついても隠し通すのはかなり難しいです。

 

まとめ

覚えている限りではこのぐらいです。

身体検査では体力測定みたいなことは一切されません。

なので体力に自信がなくても合格することはできます。

 

募集要項に数字で記載されていることは基本的に絶対です。

基準に収まっていないとそれだけで今までの努力が無駄になります。

 

特に体重に関しては、受験に集中するために運動不足になり増えていたりします。

3km走るなら10分程度、準備含めても20分で十分終わるのでそれぐらいは毎日の習慣にしておいたほうが良いでしょう。

 

部活を引退しても運動の習慣をなくさないことが大切です。