聖都アルカディア
「今日で最後の授業になります」
えーーー!?
さ 最後って・・・
「お姉ちゃんはやる事があるの」
やだああ!
うわあああん
「DB候補生は泣かないの 最後だけどまた戻ってくるわよ」
なあんだ
よかった
「私が今までみんなにお話ししてきた多くの聖話の原点を紹介します」
アナスタシア?
「旧文明の時 世界中で流行った本よ 最後に私がこの本の中でお気に入りの一部を朗読します」
~Ringing Cedars 第3巻より~
聞け、自分を人々の魂の師と呼ぶ人たちよ! 人々に教え込もうとする人たちよ。
人間の精神は弱く、人間は何も知らず、すべての真実に近づくことができるのは、
選ばれし者、自分だけだと教える人たちよ。
あなたたちへの崇拝をとおしてのみ、
神の声と宇宙創造の真実に近づくことができると言う人たちよ。
あなたたちの熱を冷ませ。
すべての人々に知らせよ。
創造主はひとり一人の人間にはじめからすべてを与えらえることを。
多くの教義-自分のプライドを満足させるための多くの作り話-で、
偉大な創造主を覆ってしまってはならないことを。
神と人間との間に立ちはだかってはならない。
神はひとり一人の人間と、直接ご自分で話がしたいのだ。
神は仲介者などご存知ない。
魂に響いた!
まるで硬いコンクリートを突き破って心に届くよう・・・
「インストール完了っと みんな読んでおいてね・・・じゃあ私は行かなきゃいけないから」
はあい!
すぐ戻ってきてよ!
迦恵莉お姉ちゃん 今までありがとう!
ありがとうございました
迦恵莉の祝福が最大になった!
「別れの挨拶は済んだか」
「はい お兄様」
「それじゃ行くとしよう・・・ 俺たちが生まれた・・・」
創造の間へ