七転びやや滑り

七転びやや滑り

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青空。素敵な歌ですねー。
小学校とか中学校のときに、らい病についての授業で
この歌を教えてもらいました。
素敵な歌ですねー。いやはや。


どーも僕です。

仕事の人に前呑みの席で
小児の子供を救いたいです!なんて柄にもなく熱くなってしまい、
それが良かったのか、お仕事終わりにボランティアとして、
小児の子供の施設を尋ねる機会を頂きました!

実際はね、なんつーかお話聞いて少し一緒にリハビリの手伝いみたいなのして、親御さんとお話しして。

まだまだ難しい分野で人がいないのも事実。
でもたくさんの子供が待っていて、それに応えるためには、
ちゃんとした知識とたくさんの愛情がないといけないんだなって。

僕たちがやるのは、
骨がおれたり脳梗塞で麻痺になった患者さんを
また歩いたり座ったり、椅子からベット、ベットから車椅子に移動など
動作の再獲得。なわけで。

ところがね、小児は
リハビリとは言わず、ハビリテーションと言います。

再獲得…じゃないんです。
生まれて歩いたことない小児に
一から歩きを学習させるんです。

一度歩くというものを認識してるのならまだマシだけど、
歩いたことがない。

一度も空をみたことない人に空をどう説明するか…そんくらいに難しいんです。

小児の子供たちは
周りも気を使うし、両親も気疲れが少しひどいなってことが多いです。
でも何より本人がきっと辛いんだろうなって。

哀れむこととリハビリをすることは違うけど。これもまた線引きが難しいわけで。


親御さんと話してたときに、
『子供には一切の罪も何もないの。』って悲しそうに言いました。
その真意はしっかりとわからなかったけど、でも僕には
『悪いのは産んだ私たち親。ちゃんと元気に産んであげれなかった私たち』って言ってるみたいで、言葉が出なくなりました。

そうじゃないと思うんです。
もちろん、悪いのは子供じゃない。なんの罪もなくて今を生きようとしてる。
でも、だからといって産んだ両親のせいでも絶対ない。

細胞が分裂して、子宮のなかで育っていく。すごくすごく神秘的なことで。
五体満足だけじゃだめなんだ。って悔やむお母さんたちを僕は実習で何度も見ました。

でも、生まれるべくして生まれた命で、
それは二人を選んで。生まれてきて。

責めないでいいんですよね。
愛を持って育てることが大事で。

虐待で殺したり、逆に親を殺したり。
そんなのばっかな世の中で
大事なのは愛があるかなんじゃないかなーって。

愛って見返りないんです。
僕らの親は僕らが一人前になるまで一千万とかいうお金を僕たちに使ってくれて、
当たり前に見えて、本当はそんな義務もなくて、
そんな不確かなもので僕たちの世界は成り立ってて。

そう考えると不思議だなーと毎回思ったり。

でも愛情を子供は欲しがってると思うし。
僕も小さい頃はお母さんがいてくれるのが当たり前で、入院中もそれが嬉しくて。



そんなこんなで、なんも出来ずにいた僕は自分のなかで少し自信を折られてしまったけど、
これから。これから。

立ち止まらないで続けた人が一番偉いって。僕は思うし。
諦めないこと。心が折られても、その度に休憩してもいいから、しっかりと進むこと。
それが努力だと思うし、力になると思う。

できないからこそやるんじゃないの?

今となってはこの言葉が僕の中ですごく支えになってて。
できないからこそやるんですよ。人は。
最初からできないなんて諦めてたら2どとできない。

だから、頑張ろうと思いました。


うん。