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私が入信した宗教団体は、基本は仏教をベースとしており、特に先祖に対する供養はとても重要視されてま
す。
信者の間では「お施餓鬼」と言われてまして、亡くなった人1体につき500円です。単価としては一見お昼の弁
当が買える値段ではありますが、これが何人分ともなると結構な金額になります。たとえば10人すると5,00
0円ですからねΣ(゚д゚;)。これが20人、30人となると、決して500円といえどあなどれません。
私が初めてお施餓鬼をしたのは、母方のおじいちゃんが亡くなった後に初めてさせてもらいました。
この時、私に信仰を勧めてくれた人(この団体では、信仰を勧めた人を『導き親』と言ってます。)は、「一人分
でいいのよ。」と言ってくれていたのですが、多い人であれば、一枚のお施餓鬼の用紙に何枚も書いて出して
いる人をみかけました。( ̄_ ̄ i)。
私は『この人たちどこにそんなお金があるのかな。』と思っていましたが、今だから申し上げますが、ここの宗
教団体の信者さんは、相対的に経済的に余裕のある方が大多数なのです。だからそんなお金が出せるので
しょう。
このお話は次回へ続きます。(=⌒▽⌒=)
私が初めて某宗教団体に出会ったのは、19歳の1月でした。
信仰を勧めて来たのは、高校時代の恩師・・・。
彼女は、当時、私が最も信頼を置いていた人だったので『この人がやっているものであるなら大丈夫だろう。』と
思い、入信用紙を書きました。
当時の私は、過去に負ったトラウマがありそんな自分を変えたかった事も入信動機の一つでもありました。
はじめてその宗教団体の施設に入った時、挨拶が変わっていたのには驚き戸惑ったのです。
『お帰りなさいませ。』