編プロ時代にお世話になった先輩

Eさんと、茶つぼでランチ。

 

Eさんは、18年前、

私を初めて

茶つぼに連れてきてくれた人で

 

なんとEさんはその時以来だそうで、

女将さんも、Eさんを見て

びっくりして、大喜び。

 

夏の掛け軸。

 

お酒を召し上がれないEさんは
大将手作りの梅ジュース
 
今回は、 うなぎおまかせ ¥8,690

 

目の前で、活きのいいうなぎが

次々に捌かれ、

焼かれたり蒸されたりしていくのを

眺めつつ、

 

1年半ぶりに会うEさんと、止まらぬ

近況報告トーク。

 

うざく

 

一口大にざくざくに切った

香ばしいうなぎに

山芋、キュウリ、トマト、トウモロコシ、ミョウガを添えて。

 

まろやかなだし酢で

汗が引くような爽やかな味わい。

 

トウモロコシの甘みがいいアクセント。

 

ここで女将さんから。

 

ものすごく久しぶりに

琵琶湖の天然もののうなぎが手に入ったので

ご希望であれば、プラス1500円で

食べくらべができます、

とのこと。

 

 

琵琶湖のうなぎは近年、入手困難で

昨年は1匹も入手できず

四万十の天然うなぎを使っていたとか…。

 

1年ぶりにやっと手に入った、

と聞いたら、食べずにはいられないですよね。

私たちを含めてお客さん全員が

食べ比べを頼んでいました。

 

ここで私は女将さんに

「白焼きのタイミングで、日本酒をお願いします」

とささやいておいた。

 

「どんなお酒にされはります?」

と聞かれたので

「すっきりしたお酒」

と答えたら

 

凍らせた竹筒に、

京都のお酒を入れてくれたクラッカークラッカークラッカー

 

キンキンに冷えた器に

これぞすっきり、でも旨みも深い

本当においしいお酒

 

白焼き登場。

私、蒲焼より白焼きのほうが

断然好きなんですよ…。

 

手前が九州産の養殖もの、

奥が琵琶湖の天然もの。

 

九州産の養殖ものは

脂ののりがよくやわらかくふっくら。

 

琵琶湖産は、香りが違った!

いろんな香りや余韻が

後から後から追いかけてくる感じ。

 

琵琶湖の水の味なのかもしれない。

 

うなぎの肝煮 新生姜添え

 

これまた、日本酒に合う…。

 

 

左は、人生で初めて食べた

うなぎの頭

 

圧力鍋で何時間も煮た後、

黒焼きにして、少し燻したものだそうで

 

サクサクかとおもいきや、

みっちり詰まっていて、

不思議な食感と旨み…。

 

右はヒレの唐揚げ

スナック感覚で食べられて、

ビールに合うー

 

う巻き

 

 

美しく並べられたおしんこが登場して

 

本番の蒲焼

 

茶つぼの蒲焼は、蒸さずに焼く

関西風の「直(じか)焼き

 

端のところが香ばしくてカリカリ。

中はふっくら。

 

お持ち帰りOKとのことなので

1/4だけいただいて、折に詰めてもらった。

 

昨日から息をするように

「いいなー茶つぼのうなぎ」

と背後から言い続けていた

ダンナへのお土産。

 

肝吸いのお椀は、季節を先取りした

稲穂の柄。

 

甘味はフルーツ寒天

 

西瓜入りで、気分がアガった。

 

いつも同じ感想で申し訳ないのですが

 

本当に、この内容でこのお値段は

何かの間違いじゃないかと思うし、

 

京都に旅行に行くよりも

ピュアな京都のスピリットを

浴びられる…

 

そして帰り、

この店を教えてくれるくらいだから

筋金入りの食道楽であるEさんが

「元町に、ものすごくおいしい

トンカツ屋さんがあるのよ」

というので、

教えてもらった。

 

石川町近くの、路地に入ったところ。

これは、知らないと通り過ぎるわ…

 

 

※今ググったら、今年の4月6日オープンだって。

 

このメニューの中で

Eさんが特に好きなのが

 

このドライリブだそう。

 

でも、ダンナはきっと

「元町まで来て茶つぼに行かないなんて

ありえない」

とか言いそう…

 

本店が代官山にある

「HyLife Pork Table」 

というお店だそうだから

代官山のほうに行ってみようかな…