今日は午後から取材が2件、

 

1件は新作スイーツを何種類か

食べなければならない

(甘いものがそう得意ではない私には)

けっこうハードな取材で

 

お昼を食べずに出て来たこともあり、

帰り道

「何かしょっぱいものを食べたい…」

という気持ちに駆り立てられ

自由が丘で下車

 

軽く飲めるお店を探してさまよっていたら

 

路地に入ったところで

ぴったりのお店を見つけた!

 

 

この店はいい店!

 

って、10mくらい先から見てもわかった。

 

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入ってみたら、先客は女性ばかり3人

 

ドリンクも、台湾茶割りがめっちゃ充実

 

大好きな桂花陳酒のお茶やお酒があって

早くもワクワク

 

また、この、そそる品書き

くーーーーーー!

 

 

入ってすぐに

「すみません、写真撮っていいですか?」

と聞いて

「いいですよ~どうぞ」

とご主人に許可をいただいたんだけど

 

嬉しくて、ハアハアしながら撮りまくりで

「めっちゃ撮りますねえ…」

ってびっくりされちゃって。

 

焼酎のキンモクセイウーロン割り

 

あああああ

体によさげな、癒される味…

 

聞けばオープンは12月で、

ご主人はその前は学芸大学で

「鉄砲玉」という立ち飲み屋さんを

やっていたそう。

 

学芸大学の立ち飲み屋で鍛えられてるから、

接客の安心感がはんぱないんだ

と、深く納得。

 

そして厨房に立つ女性シェフは

若くて初々しい感じだけど

お料理の腕とセンスが抜群で

 

まずは、おすすめの「名物よだれ鶏」

 

一人飲みに嬉しいサイズのポーション

 

鶏がしっとりなのはもちろん、

このタレが、恐ろしいまでのおいしさ

 

辛みはほどほどで、ほんのちょっと酸味があって…

たっぷり残ったのがもったいなくて

持ち帰りたい気持ち

 

大人のおっとっと

 

青のりの香りと山椒のピリ辛

これだけでぐいぐいお酒が進む

 

牡蠣コンフィ 青山椒レモン風味

 

この牡蠣の大きさ!

そしてさっぱりしたほどよい辛さ・・・

 

山椒系が続いたので、少し優しい味が欲しくなって

 

おつまみ葱油餅

 

あつあつ~♪

香ばしい~♪

山椒でしびれた舌にやさしい、

小麦と葱の甘さと

中身の葱、腸詰の甘さがからみあって…

 

うっとり味わっていたら、女性シェフが

「よだれ鶏のタレにつけてもおいしいですよ」

とアドバイス

 

まちがいなかった!

 

2杯目は、桂花陳酒のお酒のソーダ割

 

あーーーー

なんで桂花陳酒ってこんなに癒されるんだろう

 

白和え(ピータン×パクチー×ザーサイ)

 

クセの強い者同士を一緒にしたら

大げんかと思いきや、

なぜか一瞬で意気投合

みたいな味

 

シェフ「和風の白和えと違って、面白いでしょう。

胡麻が入ってるので食感もプチプチしていいかな、って」

 

本当にいいわあ

 

それにつけても、あきらめきれないこのタレ

 

湯豆腐のタレにしたらおいしいだろうし

これで蒸し野菜とかしたら最高だろうなあ…

 

次に来るときは、ちっちゃいタッパー持ってこようかな…

 

とか考えてたら、新しく入った男性2人連れが

「よだれ鶏と花巻」

とオーダーしてて

 

そうだった、

よだれ鶏には花巻も付けることができたのを

興奮して

すっかり忘れてた

 

その手があった!

 

というわけで便乗して頼んだら

 

わかりますか、

花巻というよりも

マシュマロみたいなきめの細かさ…

 

ほんのりミルクの甘さがあって

しゅわ~っと口の中で溶けていく…

 

「なんですか、このミルク感…」

とつぶやいたら

「脱脂粉乳を使っているんです」

とシェフ。

だからさっぱりした甘さなのか…

 

ああもう、この花巻とタレだけで

10杯くらい飲めそう

 

そして、この花巻のお皿のかわいさよ…

 

隣の女性客(常連っぽい)も、

さりげなく親切で、カッコよくて。

 

気さくなのに気配りが素晴らしく

飲食店関係の話題が豊富なご主人、

 

女性シェフは若いのに実力派で

でも接客は初々しくて、

そのギャップがたまらず

 

…と思ったら

リッツ・カールトン出身ですってよ!

 

なんかもう、なにもかもが好きになってしまった

 

決めた。

これから、

隙あらば、ここに通おう。

 

※お会計は現金のみなのでご注意を!