今年初めて、行きつけの焼き鳥屋さんに行った。

若い女将さんが、いらっしゃいませと笑顔で挨拶される。

 

僕がカウンター席で食事をしていると、僕のあとにいらっしゃったご夫婦に女将さんが年始の挨拶をされる。

 

女将さんが僕の左側に居た男性とお話しされるために、僕の隣にいらっしゃった。

彼女の体温を感じるくらい僕に近づかれたので、ドキッとした。

僕は恥ずかしくなった。

これが彼女の僕に対する心の距離なのだ。

 

そのあと彼女は、僕の右に腰掛けてお話しされた。

彼女は、能登地震に関連して阪神大震災の思い出をお話しされた。

僕は、彼女のお気持ちに寄り添った。彼女から、切なさを感じたからだ。

お話を終えると、彼女は心なしかお元気になられた。

 

お会計を済ませてお店を出ると、彼女が本当の彼女(笑)のように素敵な笑顔でお見送りしてくださった。

 

僕は人と接する時に、相手の存在自体を尊重して接している。

これが、相手に伝わり相手のお気持ちが軽くなると感じる。

 

年始に清々しい気持ちになれて感謝している。

今日歩いていたら鳩が電柱にとまりなきだした。

私は安心して貰おうと遠回りした。

私は近くの公園で懸垂をしていると鳩がなきだした。

なんと先程の鳩が公園の近くの電柱に飛んで来てなきだしたのだ。

鳴き声は聞こえていたので、わざわざ私について来てないている。

思わず笑い

「どうしたの?」と声に出して言ってしまった。

このところ鳥が私の前で寛ぐのを観察している。

私の近くだと安心出来る様だ。

これは吉兆だと思う。

感謝します。

今日デパートを出ようとすると前から私を見つめる女性が来た。

マスクをされたその瞳は嬉しそうに輝いている。

私は知人のマリさんかと思い近づいてから挨拶しようとした。

でも人違いだった。

あの瞳は私を親しい人と思っていた。

お互いに勘違いしたのだろう。

でも清々しい気持ちになれた。

ありがとう。

素敵なお嬢さん。

今日窓を開けると目の前を鳥が横切った。

とまった所を見るとヒヨドリが僕を見て尻尾を振っている。

ヒヨドリの挨拶だ。

動画のヒヨドリは僕を観察していて僕が驚く姿を見て遊んでいる。

鳥に相手にされてありがたいと思う。




寒い朝 祇園のカフェを訪れた。

飲み物をオーダーしてカウンター席で待っていると、カウンター内の女性が

「清々しい寒さですね。」と微笑んだ。

僕はこの言葉遣いが好きだ。

朝のニュースを見ると降雪でJRの運行が乱れていると知った。

ニュースから、雪が降り迷惑だというニュアンスを感じた。

 

彼女は、清々しい寒さと仰る。

冬で寒いのが自然で、そのまま受け入れていらっしゃる。

ここが素敵だ。

 

彼女は前も、紅葉が観られずそのまま葉が枯れて落葉したのを観て

「今年は紅葉がなくて、切ないですね。」と仰った。

ニュースは、紅葉の観光収入が減りけしからんというメッセージを伝えていた。

 

彼女から、人の都合で自然を支配するお考えを感じない。

彼女の思いは自然に対する慈しみだ。

これに僕はしびれる。

 

僕は彼女に素敵だとか言わずに、微笑んでお話しをお聞きしている。

僕は素敵な女性と心地よい時を共有するのが好きだ。

心が満たされる。

僕は自分に、ここに気づく感性があることに心から感謝している。

先日服を購入したお店の女性店員さんと話が弾み、あっという間に時が経ってしまった。

 

帰宅後、彼女の余韻に浸る自分に気づき、(あれ?どうして惹かれるんだろう?)と思った。

彼女との会話の中で、私がある女性のお話をした。それを聞いた彼女は

「その方は想像すると、幼い印象が浮かぶのですけど意外と歳をとっているのですね。」と仰った。

彼女は、私の言葉から幼い女性を想像された。

私が思っていたことだ。

この時に素敵と感じた。

気持ちが伝わると思った。

この方と他の面でも一致すると思った。

彼女に聞くと同じことを思っていた。

 

彼女の思考に想像(imagination)ある。

彼女の想像力が私を惹きつけていた。

 

私は過去に素敵だなと思った女性は、会話を通じて想像力を感じていた。

私は想像力に触発され、気づきや閃き、発見をしていた。それはビジネスにも繋がった。

 

私は女性と交流することを好む。女性の異なる視点で考える会話を楽しんでいた。

今回更に踏み込んで考察したら、そこに想像力があった。

だから私は知的女性を好むのだなと納得した。

 

私が会話を通じて素敵と思った女性たちは聡明な美人だった。

想像力という知的活動は、素敵な表情にも連動するのかも知れない。

このところ様々な方々から、尊敬され慕われている。

最近、飲食店をプレオープンした若者お二人から尊敬の眼差しで見られている。

お二人とは、出会って9日経っただけだ。

 

何故お二人から尊敬の眼差しで見られるのか?を思考してみた。

思考した結論は、

「お二人は私にとって宝ですよ。大事な存在ですよ。」というメッセージを送っているからだ。

メッセージは、私の雰囲気、態度、言葉遣い、気遣いなどから出ている。

 

若者は経営者とイタリアンシェフだ。

シェフからは、人を寄せつけないprideを感じる。

私はそれをつぶさに観察する。

 

プレオープンしたお店のことについて

「如何ですか?」と経営者から聞かれても、私は

「アドバイスする様な人間でないですよ。」とお伝えする。私はそうして敬意を表している。

 

食事を味わい、美味しいと感じたら

「美味しいです。このやさしい甘さは絶品です。」とシェフに言う。

シェフはこの言葉から敬意を感じて嬉しそうにされる。

 

お店では、いらっしゃる方々の雰囲気を保つように振る舞う。

集中しているシェフの気を乱さぬ様、私の気持ちを調整する。

 

この様なやり取りを継続していくと、このおじさんは一体何者?と思われ質問される。

的確な解答をすると、この方は本物や!と思われる。

その結果私に対して尊敬の眼差しを向けるのだ。

 

私の気遣いは、そのまま伝わっている。

私が相手に思う「あなたが大事な存在ですよ。」というメッセージも伝わる。

私はこのメッセージを、一貫して発している。

これを感じる方々が私に引き寄せられる。

私はこれが、私の魅力の根源だと思う。

 

この姿勢で生きていると、またお会いしたいと言われる。

私は相手の状態を察し、引く時は引いている。

相手の心が受け入れ態勢に成ったのを見抜き、メッセージをお伝えする。

 

結果として、若い男女たちから尊敬され慕われている。

世のお金持ちたちが得たいことを、私は普通に得ている。

これは、素敵なことだと思っている。

恵まれた環境や恵まれた才能があると、そこに安住し努力を怠る。

「俺様は本気になれば凄いんだ」と言いながら人生を終える。

 

逆境に置かれた人は、内なる思考回路に頼る。

思考回路でゴールを成立させてから行動する。

現実では完成に至る様に、代替案を繰り出し軌道修正する。

 

時を経てゴールは達成される。

無からの始まりなので、彼はお金と人に頼らない。

彼は内なる知恵に頼る。

 

ここに至ると、無我と成り人を救う。

 

彼は心に宝がある。

実は彼自身が宝なのだ。

職場で次世代を担う若手たちが私を見る。

初めは、ひた向きに闘う私を見るのかと思った。

しかし冷静に観察すると、私に尊敬の眼差しを向けている。

そして私を見習っている。

 

これを俯瞰すると、私は若手たちをリードしている。

つまりリーダーだ。

私はread(読む)されても良いように日々学ぶ。

立ち居振る舞いも気をつける。

憧れの先輩なのだ。

 

私が関わる仕事は、不可能と思えても撃破している。

常に先読みして、ミスを予測し対策して仕事に臨む。

結果として連勝だ。

 

また私がコーチ役をすると、その方が破竹の勢いで成果をあげる。

最近では私に目を掛けられると栄転・昇進すると、ささやかれているし、実際に栄転•昇進された。

 

若手には再現可能な思考回路を構築するといいねと伝えている。

こうすると私が居なくても彼等はゴールを達成する。

これが、真のleaderなのだと実感している。

 

Leader役も素晴らしいと思う。

神様は人生で様々な役をさせてくださる。

ドラマチックな人生は、面白いものだ。

日曜日、駅から歩いて帰る途中でカレー屋の開店準備の幟を立てていた若い方々と意気投合した。それで、

「じゃあ、月曜日のプレ・オープンのランチに行きますわ。」と口走っていた(汗)

昨日と今日お店を訪れて約束を守った。

そこで店のシェフとウェイターに、

「俺 今日誕生日なんやけど、幾つに見える?」と聞いてみた。

シェフが、

「うーん。45歳!」とクイズ番組の解答のように言った。

私は、

「正解は、60歳です。」と言うとカウンターの中で、愕然としていた。

話題がピッタリ合うし、見た目は40代なのだ。

私はあれ?本当にそう見えるのかなと思った。

そこで仕事後、服を受け取りに行ったデパートの若い女性店員さんにも聞いてみた。

彼女は

「私と同世代で・・、40歳前半ですか?」と仰る。

「実は60歳やねん。」と言うと、放心状態になってしまった。

 

同級生は老けたが、私は若返っている。

今 私の頬に触れると、赤ちゃんみたいにプルプルだ。

デパートの若い女性店員さんが、嬉しそうにお話しされたので、魅力を保っているのだろう。

仕事では、23歳の優秀な男性と遜色なく会話しているので頭脳も若い。

 

若返ったのは神様の恵みだろう。

これから戴いた恵みを皆さんにお返ししていこうと思う。