わたしはトカゲ。


人間たちはわたしのことを“ニホンカナヘビ“と呼ぶ。


大きなサンデッキのあるお家の下で暮らしている。


ここはとても素敵な場所で、夏前になるとたくさんの植物が生え、食事に困ることは決してない。


今の住人たちが来た時、四つ足の大きな犬も一緒に来た。


それも何頭もだ‼︎


私たちはそれに捕まらないよう気をつけなければならなかった。


しかし、よく観察しているとここに住む人たちはとても私たちに優しい。


そして、毎日のように他からやって来るひとりの人間は、更に私たちに好意的だ。


彼女は、毎日庭の掃除と植物の世話をしにやって来る。


とても働き者の彼女は、わたしが姿を見せても微笑みながら話しかけてくれる。


此処は私たちの他にもたくさんの生き物が住んでいるが、彼女は全てのモノに優しい。


特に長老のカエル様とは大の仲良しだ。


カエル様は彼女の大切な植物の上に乗り、いつも日向ぼっこするのが大好きだ。


そんな彼女がどうしたことかいつもと違う行動をとった。


突然わたしを捕まえたのだ。


とても狭い容器に入れられたわたしは、パニックを起こし暴れた。


彼女のカバンの中でわたしは彼女が運転する姿を見つめながら話を聞いた。


それは数日前、私たちの住む場所で瀕死のヤモリの赤ちゃんを彼女は保護した。


元気になったら戻そうと思ったが、その子は左足に障害を持っていた。


彼女は共に生きることを決意して、その子のために素敵な環境と食事をたくさん用意した。


ところがある日、その子がいなくなってしまい、彼女はとても悲しんだ。


そこで彼女はたくさんの食事をわたしにご馳走してくれようとわたしを捕獲したのだ。


彼女の家はまるでジャングルのようにたくさんの植物でいっぱいだった。


素敵なガラスケースの中は、フカフカの床材にウッドチップが一面敷かれ、数種類の植物が植えられていた。


ミルワームやコオロギなどをたくさんご馳走してくれたけど、一つも食べる気にはなれなかった。


何故ならこれから先のことが不安で仕方なかったからだ。


彼女の同居している猫に興味を持たれた時も、わたしは怖くて仕方なかった。


そんなわたしの姿を見て彼女は“ごめんね‼︎ 食べなければお家へ返してあげるね‼︎”と、またわたしを狭い容器に入れた。


人間の言葉は分からないけど、彼女の考えがとてもよく分かった。


元の場所へ戻り彼女はわたしを手のひらへ乗せた。


わたしは人間にアブダクションされたが、とても貴重な体験をしたと同時に彼女が好きになった。


もう逃げることもなく、わたしもカエル様のように彼女と仲良くなれたことが嬉しい。












今日もありがとう‼︎心から感謝。





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