オードリー・ヘプバーンのパリの恋人を観ています。 | 恋、ソープ嬢こばとの愛され組曲

恋、ソープ嬢こばとの愛され組曲

アマデウスレコード
9thブログ
    SP音源で聴くモーツァルトはじめました。

「パリの恋人」は、1927年のジョージ・ガシュウィンのブロードウェイミュージカル「ファニー・フェイス」のオリジナル・スター、フレッド・アステア、そしてオリジナル音楽を使用した映画版です。フレッド・アステアは彼の女性上司のマギー・プレスコット(ケイ・トンプソン)に「新しい顔」を連れてくるように使いに出されたファッション・フォトグラファーのディック・アベリー(映画の視覚コンサルタントのリチャード・アヴァドンを基にしたキャラクター)を演じる。

デックはグリニッジ・ビレッジの本屋のクラークをしていたジョー(オードリー・ヘップバーン、今回自身で歌を歌う)を見つけるのに、時間はかからなかった。

デックは彼女をパリに連れていき、世界で最もホットなモデルに変える。その過程で、アステアはジョーに恋をする、そしてインチキ知識人、フロストル教授 (ミシェル・オークレール)から彼女を引き離そうとする。

吹き替え版のオードリーの声は池田昌子。本屋の店員がトップ・モデルへ。花の都パリを舞台に繰り広げられるダンスと名曲の数々。ローマの休日のグレゴリー・ペックを歌って、踊れる大スター、フレッド・アステアに変えることで時代の潮流を作ろうとしていたオードリー・ヘプバーンのイメージを固めようとしている。

飛び抜けた美人でもないことから、田舎娘の役どころにすることで後のマイ・フェア・レディをリードした不朽のミュージカル映画。

パリの恋人 (字幕版)