うれしい愉しい天上の国
浮世のことは忘れよう
天の国には
地上の騒ぎはとどかない!
どこもかしこも平穏そのもの!
天使のような暮しぶり!
とはいえ、まことに浮きうきわくわく!
歌って踊って
跳んでははねて!
ペーテロさまが見ておわす!
男は愛せよ、女は愛されよ。若者も年寄りもキスをしよう。すべての命を愛そう。と、歌うベートーヴェンの『第九』に通じるようではありませんか。
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.otemo-yan.net%2Fusr%2Famadeusclassics%2Fnhk.jpg)
マーラーがこの《交響曲第4番》を作曲する時にワーグナーの歌劇《タンホイザー》を上演していたこと、《タンホイザー》の作品世界に浸って感じた思いを音符で書いた感想文のようにも、わたしは感じています。
黄金の糸で綾なしているような《交響曲第4番》が、午後6時からのNHK交響楽団定期演奏会で演奏され、NHK-FMで生中継放送されます。明日、日曜日の午後3時からもコンサートは同プログラムで行われます。N響アワーなどのテレビが収録するのは2日目の演奏会です。らじる☆らじるで聴きましょうか http://www3.nhk.or.jp/netradio/player/index.html?fm
- 第1714回N響定期公演 -
「リュッケルトによる5つの歌」 マーラー作曲
「交響曲 第4番 ト長調」 マーラー作曲
(ソプラノ)ダニエレ・ハルプヴァクス
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)準・メルクル