バスチーユの“ワルキューレの奇行”と標題にしたい“ワルキューレの騎行”。
音楽だけでなくステージも色彩的だったようで、テレビ放映をぜひとも観て観たいものですが、起ってるものはモザイクが入るんでしょうね。
オペラはストレートに見せていることが多いのですが、パリでの公演は中でもストレート。
タンホイザーでの全裸の女性たち(薄いストッキングで首までを覆ったもののようでもありましたが、総て透けて見えていました。薄暗い舞台の照明でははっきりとは分からないものでした)に驚いたのが初めてオペラをみるようになった頃。
昨年のマイスタージンガーでは男性が下半身露出していましたね。
バスチーユのワルキューレでは、ワルキューレ達は乙女と言うことでの白い衣装で統一。第3幕の傷ついた戦士達の中からワルハラに連れて行くのにふさわしい英雄だけを選りだしている場面では、白衣のようにも見えます。
多分にダブル・ミーニングがあるのでしょう。