Windows11のPCを買いました。Windows10PCがとにかく遅く　イライラがつのりましたので。Win11での初投稿です。

2024年7月9日（火）早朝　NHK BSクラシック俱楽部でアヴデーエワ／１８世紀オーケストラ　ショパンピアノ協奏曲１番ホ短調作品１１が放送されました。２０２４年３月１１日・東京オペラシティで開催されたコンサートで録画されたものです。ブルーレイディスクに保存する価値ある演奏でした。２０１０年第１６回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝したユリアンナ・アヴデーエワの東京公演（２０１０年１２月４日NHKホール　シャルル・デュトワ／N響）で録画されたものが　同年１２月２６日にNHKEテレで放送されました。曲は当然　ショパンのピアノ協奏曲１番でした。私はそれをDVDに録画して持っています。モダンピアノ（スタインウェイ）での演奏でした。今回は　フォルテピアノ（１８４３年製プレイエル）を使用しそれに合わせて古楽器の１８世紀オーケストラが起用されました。弦楽器はVn1が６　Vn2が６　Vlaが４　Vcが３　Cbが３の対向配置。管楽器は２管編成でTimpも含め全てピリオド楽器です。３９歳になったアヴデーエワは１４年前と比べると　円熟味が増し　甘美で粒立ちのよいプレイエルの音色を存分に生かして　極めて完成度の高い演奏を聴かせてくれました。アンサンブルはフランス・ブリュッヘンが率いていた頃の密度の高さは幾分薄れているように思いましたが　アヴデーエワの熱演によく合わせて　古楽器らしい音色を奏でていました。

２枚目の画像はコンサートでの使用ピアノ。タカギクラヴィア所有の1843年製プレイエルです。1843年7月18日　製造番号No.10456。フォルテピアノは構造的に強度不足で華奢なため　コンサートコンディションで現存する楽器は少ないのですが　このNo.10456はほぼオリジナル状態を保つ貴重な楽器です。

３枚目の画像はKAJIMOTOから借用しました。当日の演奏会場です。終楽章が終わった途端に「フライイングブラボー」と「フライイング拍手」。聴衆の騒ぎよう。なにか嫌な感じ。余韻を楽しみたいのに。

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アヴデーエワ／１８世紀オーケストラ ショパンピアノ協奏曲１番

アヴデーエワ／１８世紀オーケストラ　ショパンピアノ協奏曲１番