今回も雑誌の編集長の言葉でぐっと考えさせられたことを紹介していきます。
東京ニュース通信社
TVガイド 編集長 並木朋子氏
社会人の使命は利益を上げること。それを理解し、自分の考えた企画やコピーなどが不特定多数の見ず知らずの人の心を揺らさなければならない。
人生の三つの「こと」
1. 自分のやりたいこと
2. 自分にできること
3. 自分がやらなきゃいけないこと
編集という仕事はこれらの順番を間違えてはだめ。
一生懸命無理しなくてもいいから、一生懸命無茶してほしい。(遊びにおいても、課題や仕事に関しても)
心を持ってほしい。そうすれば、順番を間違うことはなくなる。
前回のB.L.Tの編集長では、自分のやりたいことをプロのクリエイターや技術系しっかり言葉で伝えていかなければならない。だから、いろんな経験をして知識量をふやそうということをおっしゃっていた。これは、好き人生楽しく生きるために好きなことを仕事にできるようにということだと思う。
今回の並木さんも結果、一生懸命無茶してということでこれもたくさんのことを経験しろということだと思う。
しかし、それに至る考え方が違うと思う。
まず、社会人は利益を上げることを第一前提に考えなければならない。それを理解したうえで、万人受けのおもしろいことを考えなければならない。これは、制約ありきで自分のやりたいことを見出して編集していくということだと思う。世の中はこのパターンのほうが普通で一般的だと思う。自分の本当にやりたいことをやって万人受けできるのはごくわずかだと思う。だから、上記の三つの自分の「こと」を把握することも大事だと思った。
今回と前回以外にも東京ニュース通信社の編集長のお話を同じ編集会社の中でも考え方は違うし、担当してる雑誌でも適材適所な人を求めているんだなと思った。