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人は炎によって動かされるとつくづく思います。ここでいう炎は「火」ではなく、情熱の炎です。
私はサッカーが好きで、日本代表のサッカーは必ずと言っていいほど見ています。
Jリーグで活躍し、日本代表に選ばれてワールドカップの厳しい戦いに参戦する。
その活躍が認められて、海外にクラブへ移籍しさらに経験を積んで日本代表としてワールドカップに出場する。
そこには厳しい環境で生き抜き、洗練された一人のフットボーラーがピッチの上に立っているのです。
なぜ、彼らはビデオカメラを向けられながらも、一流のプレイができるのか？
たくさんの観客の視線を向けられながらも、一流のプレイができるのか？ときには観客からブーイングを浴びることもあるでしょう。
ふと私はそんなことを考えながら試合を見ていることがあります。
それは、そこにプロのサッカー選手としてのプライドがあるからだと思うのです。そこからくる懸命なプレイが、見ている私たちの心を動かしているのでしょう。
わずか90分間の試合時間の中で、奪えるゴールはだいたい2つか３つ。ゴール１つが生まれるまでの駆け引きに、私はいつもハラハラドキドキしてしまいます。
これがいい加減なプレーをし、ダラダラしたような試合だったり、イエローカードが続出するような試合だったとしたら、途中で番組を変えるか、見る気が失せていると思います。
本気のプレーだから目を奪われる。たとえカッコわるくても、サッカーにかける情熱が、私の心を動かしている。
彼らが情熱を持って何かを伝えようとしているのなら、それは勇気を持てということだと思います。
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