『肉筆浮世絵の美』展を見て


改めて浮世絵のすばらしさ、それを描いた絵師の巧さに


感動しましたー!ニコニコドキドキ


いつも浮世絵は版画で見る機会が多いのですが


今回は肉筆画でした。


そして、これらの肉筆画をコレクションしたのは


薬品会社を経営していた故・ 氏家武雄とゆう方で


二度の戦火にあいながら守り通された浮世絵でした。






↑ 図録の表紙    

今回は鎌倉の鶴岡八幡宮の境内にある


鎌倉国宝館に併設されている


「財団法人氏家浮世絵コレクション」からきているものが


展示されていました。


館内へ入って、すぐに あの岩佐又兵衛の、なんと!


息子の描いた「職人尽図屏風」六曲二隻の絵でしたー。


岩佐勝重とゆう名前でした、やはり祖父の荒木村重の


「重」をつけていました。





その中の『数珠師(じゅずし)』


なにか、感動しました。 ここで岩佐又兵衛の息子の


絵に会えるなんて、、、、。


巧いものです。




図録より、チョット失敬!


葛飾北斎の『雪中張飛図』


肉筆画の良さをあますところなく出しているような


すばらしい絵です。


チラシと図録の『酔余美人図』も、北斎ですが


酔いのまわった芸妓を画面に対角線に配し


みごとな絵です。


館内を同時に歩みを進め、ほぼいつも並んで見ていた


二人ずれのご婦人の一人が


「ほおー!ほおー!」と感嘆の声をタビタビ上げられるので


気になりましたが、私も友達と行くと「ほー!」と


つい声に出して言っているような気がします。


あちらの紳士も「ほう!」と言っているし、


今回は皆さん感動された展覧会だったとゆうことですネ。


こうゆうものが日本にとどまり


今、私たちの目に触れ感動を与えてもらえるのは


氏家氏個人の努力のおかげだと思いました。


図録裏表紙の『柳下二美人図』は





歌川豊広といって歌川広重の師匠の絵です。


だから「広」をもらっています。



芸術の秋が、もうすぐ終わりますよー。馬


明朝は、すごく冷えると天気予報で言っていました。


だから、冬将軍雪の結晶雪はすぐそこまで来ています。


秋は短いのです。もみじもみじ


      

    

     では今日はこれで。  又、開いてくださいネ、、、。