もう、九月になり今年も後、四か月しかありませんね。
マタマタ岩佐又兵衛がらみです。
1708年に近松門左衛門が
人形浄瑠璃の演目で
『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』を
初演いたしました。
その後、1719年から歌舞伎でも演じられるようになり
今年の7月には国立劇場でも
歌舞伎で上演され、
その中の主人公の
大津の宿で旅人相手に大津絵を描いている
「浮世又平」のモデルが岩佐又兵衛だそうです。
内容は三段構成の内、上段の
『土佐将監閑居の場』で
吃音で、「吃(ども)又」といわれ才能はあるのに
なかなか師匠の土佐の苗字が貰えないとゆう
設定のお芝居ですが
そりゃ、実物とはかなり違っているでしょうね。
全く本人の人生をそのままにしたら100年後でも
問題になりますから、、、、。
でも、歌舞伎って近松門左衛門にしても
鶴屋南北にしても
何百年演じても、いつの時代でも
観客を喜ばせる脚本を書いていたんですね。
ま~~いってみれば人間の欲望とか性は
何年たっても変わらないとゆうことでしょう。
歌舞伎の話しでいえば
先日の本の中に
「引笑い」とゆう言葉がのっていました。
こんな言葉聞いたことがない人が多いと思います。
多分、辞書にも載っていません。
おもしろい言葉だと思いました。
「イヒヒヒヒ、、、」と引笑い といえば、あ~~と
だいたい、その笑い方は分かりますが、
『四谷怪異談』のお岩さんが笑うところを
そうゆうふうに演じたのは
五代目尾上梅幸だそうです。
ですから、歌舞伎役者も常に演じ方を
研究しているのですね。
何でも、努力です。
同じようなことをやっていてはダメとゆうことでしょう。
ま~~私は同じようなことも出来ないし、、、、、
近頃はドジばかりしていますけど、、、。 (^o^;)