もう、静岡市立芹沢銈介美術館に到着したのは16:00頃。
16:30が閉館なのですが、特別16:45まで閉館を
延ばしていただきました。
(これも、団体のおかげ?それとも、同行の先生のおかげ?)
兎に角、登呂遺跡公園の一隅にある、その建物は
白井晟一(しらいせいいち)氏が芹沢氏にすべてを
ゆだねられたのをその信頼にこたえるべく
真摯な態度で設計したとゆう建物で
登呂遺跡の雰囲気にも溶け込み自身は
「石水館」と命名、石、木、水といった天然素材で
構成された建物です。
1981年に開館。
そんな~~、ゆっくり外からみている時間もなし~、
内部は見られましたが、なんだかザンネンな感じが
否めませんでした。 ( と、いっても外は暑いか)
↑エントランス
エントランスの先に、池があります。
木の形もいい。
坪庭
登呂遺跡の一角
白石氏は、この美術館が開館した2年後に亡くなりました。
(1980年には「渋谷区立松濤美術館」もデザインしています。)
「石水館」は平成10年に「公共建築100選」に
選ばれました。
短い時間でも、とても印象深い建物と作品群に
出会うことが出来ました。
芹沢氏は文字や、生物、生活のまわりにあるすべての物を
デザインし全部、「型絵染」で暖簾や着物、風呂敷、うちわなど
制作し人間国宝になりました。
子供が見ても楽しい作品群です。
静岡県美も、芹沢美術館も 又ゆっくり
訪ねたい美術館となりました。