「ミケランジェロ展」に福井まで ツアーで
行ってきました。
システィーナ礼拝堂の500年記念として
今回、福井と東京でしか開催されないのです。
↑このシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画と
壁画を「現地で見たわ」とゆう人もいましたが、私は四国の
大塚国際美術館で見ました。(勿論レプリカでーす)
今回はこの壁画のためのデッサン画で、廃棄した以外に
残っているデッサン画ばかり きているので
面白いとゆうものではありません。
それはそれで貴重なものですが、、、。 そして
偉大なるミケランジェロのことは皆さんご承知の通り
ですから今日は少しだけ、、、。
この大理石の『階段の聖母』はミケランジェロが15歳の時の
作品ですが厚さ2.5センチとは思えない 立体感で
なんと今回が日本初公開なのです。
赤ん坊のキリストに乳をふくませ、この子の将来を案じて
いるかのごとく遠くをみつめている眼差し。
大理石のダビデ像(29歳の時制作)など、
すばらしい彫刻のことを彼は
『像を閉じ込めている大理石の中から、その像を
解放する』と言ったそうです。さすが天才!
今回、感心したのはイヤホンガイドのことです。
大抵今までの美術館のイヤホンガイドは自身で数字を
入力して聞くのですが、今回は上のチラシ(?)の絵に
書かれた数字をペン先のような物でタッチするだけです。
直角に数字に当てれば解説してくれるのでした。
だんだん何でもハイテクになっていって
これから、ついて行けるかしら?(_ _。)
県美などの楽しみは常設展です。
思わぬところで思わぬ絵に会えたりしますから、、、。
ところが、この度は入るときに係りの方に聞くと
「この期間中は、やっておりません」との答えでした。
ガッカリ、、、( ´(ェ)`)
同行の誰かが「田舎だから、良いものなんかないわよ
きっと」と言うのですヨーー!
福井県美の方、私が言ったんじゃありませんからネ。
そして、福井といったら越前竹人形でしょう?
食事をしたホテルにも飾られていないもの、これも
ガッカリ、、、。( ´(ェ)`)
そのかわりに越前和紙の打掛が見られました。
越前焼きは置いてある売店の女性に人形のことを
聞きましたら、「人形の館に行かれないと観られないかも
しれませんが、私のお嫁入りのときはケースに
入った竹人形を先に婚家に持っていき、その後
花嫁が行くのです。今でも床の間に飾ってありますよ。
大抵の方はそれが、しきたりですから そうしています」
と、50歳くらいの美人の店員さんが教えてくれました。
ケースの大きさを手で60センチほどの高さにして
うれしそうに話されたので「想像がつかないわ、
ここに持ってきて飾っておいたらいいのに」と言うと
「そうですね!そうしようかナ。楽しいお話し
ありがとうございました。」と何も買わなかったのに
喜ばれました。(*^▽^*)
その女性の人柄の良さが沁みましたヨ。
そうそう、美術館の横の喫茶で期間中だけの
スイーツ「ミケランジェロ」は無農薬のレモンも
のっていて オイシカッタで~す。
ミケランジェロを少し かじった旅でした、、、。