絵画を見に行く度
心が震え、感動する作品に出会える。
それはその時の展示のテーマや自身の状態、
もしくは単純に好みにより
わずかな時もあれば、多くの作品に感じる事もある。
それは実際にこの目で見てみなければ分からない。
その感動を感じたくて 、新たな感動に出会いたくて
(もちろん、すばらしい作品には何度対面しても感動する)
私は美術館へ足を運び、作品に触れたくなるのだと思う。
倉敷にある大原美術館でも、その感動に出会う事が出来た。
大原美術館は日本初の私立西洋美術館で
親の代から紡績業を営む、倉敷の名家に生まれた大原孫三郎により1930年に開館。
大原氏がパトロンとして生涯援助していた洋画家・児島虎次郎の作品や
児島がヨーロッパで購入したものを中心に展示されている。
私の記憶では、これまでに児島虎次郎の絵画を見た事は無かったと思う。
こんなに才能ある素晴らしい日本人西洋画家がいた事に軽く衝撃を受けた。
撮影はNGなのでポストカードを画像にしたものですが、一部ご紹介。
「睡れる幼きモデル」
「姉妹」 貸し出し中なのか展示されていなかったけど、好きだなぁ
光の描写が素晴らしい、朝顔3部作。
あまりにも美しくて、ずっと見ていたかった。
離れがたかった。。
「朝顔」1916-1918
「朝顔」1920
「朝顔」1920
今の時期にぴったりな「春の光」 我が家のどこに飾りましょ♪
「和服を着たベルギーの少女」
モネ 「積みわら」
積みわらシリーズは持っていてもつい手に取ってしまう。。
児島虎次郎という画家を知り
素晴らしい作品に出会う事が出来て
それだけでも倉敷へ来た甲斐があったなぁと思うほど、喜びと感動がありました。
朝顔3部作には、いつかまたお目に掛かりたいです。