夫が帰ってきてからの生活は
表面上は以前と同様の形を呈してきた。
けれど・・・
再構築を頑張るつもりはなくてもやはり
不倫をして家族を捨てようとした人間とやり直すという事は、相当な努力が必要だと思い知らさせたある休日の出来事。
夫が家族の昼食を料理した。
アボカドを使ったクリーミーな、なんだかオシャレな見た目のパスタだった。
自信があったのだろう、子供達に
「 絶対美味しいから! 」
と、ドヤ顔でお皿に盛り付けていた。
私は心の中で呟く。
それ、不倫馬鹿糞女のブログで見たよ。
確か、給料日前なので冷蔵庫にあるもので
ささっと作れる美味しいパスタ〜
とかハートのスタンプいっぱいつけてさ。
不倫真っ最中の頃ね。
普段は豪華な外食ばっかりだけど、金欠の時に馬鹿糞女の部屋で2人で作って食べたんでしょ。
それを、料理の出来る良い父親ぶって
家族に食べさせるんだね。
私は一口食べて、
「なんだか食欲ないから買い物行ってくる」
と、テーブルを離れて家を出て速攻
スタバに入ってラテとサンドウィッチで孤独なお昼ご飯を済ませた。
こんな不快指数MAXな出来事が
たびたび起こる生活。
子供達も、変に思っただろう。
頑張って、「 パパの美味しいね! 」
って言えばよかったのに。
後悔と自己嫌悪と、まだまだ湧き起こる怒りのマグマ。
夕飯の買い物をして、帰宅すると
私の残したパスタは、ご丁寧にラップをして冷蔵庫の中に。
終わった事でも、終わってない。
途方もない気持ちで、その残したパスタを生ゴミ廃棄した。