五年くらい前だったと思います。
関東の広告・イベント会社でアイドルイベントやとあるグループの運営もされている方とお話する機会があって印象に残っている言葉があります。
『うちのアイドルには私服のツーショットデジは撮らせないことにしてます。その子がさらに飛躍した時のために。』と。
最初、いまいちピントきてなかったんですが、その人は続けて話してくれました。
『アイドルをする子は、トップアイドルを目標とする子もいれば、モデルや女優など新たな目標を見つけていく子もいます。例えば、その子が将来的にCMのオーディションを受ける場合に、発注元や広告代理店は、その子のことを色んな方法で調べます。イメージを壊すようなことがあとから発覚したり、好感度が下がることがないかということを事前に把握するためです。その中で、男の影がないことも美少女を対象とする募集では重要な要素であり、『事実は問題ではなく、視聴者や顧客がちょっと調べたらそう思う』要素があれば即NGになる場合が大半なんですよ。だから、デジショを撮った人が意図しない形で使われて、彼女達が不幸になるリスクを避けるためなんです。たくさん代わりはいる世界ですし、一度、世に出るとなかなか消せないですからね。』と。
ツーショットデジショ禁止じゃなくて、SNS掲載禁止とかいろんなルールがグループによってあると思うけど、この方はメンバーのことを大切に考えてると伝わってきたし、悪意を持てばチェキと違っていくらでも加工出来るので、その方がそういう判断をした理由がすんなり入ってきました。
自分の思い出や宝物にしたい、推しのかわいさを広げたいとかいう理由でSNSなどにあげるなら、ちゃんとハッシュタグで名前やグループを紹介してあげるなり、どのようなイベントなのかを明記してあげて欲しいです。SNSの効果は思っている以上に強いです。
たとえ、何かの理由で離れた場合でも、一度でも仲良くなったならその子の人生そのものは大切にしてあげるべきだし、他のヲタクへのマウントをとりたいとか、ちょっと誤解させて周りへ自慢したいとかの理由なら、その子に対してマナー違反と思います。
実際にファンが離れるきっかけになりかねないですし、周りのアイドルや運営の見方にも影響しかねないですからね。
大事な人だからこそ、『ほんとにその子が喜ぶか少し立ち止まって考えてから行動しよう。直すべきとこがあったらすぐ直そう。』とあらためて思います。初見の現場も古参の現場もこの点はずっと変わらないですね。
真面目な話なので、色や絵文字も使わずに書いてみました。終わり。