ストレスケアのカウンセリングなどではクライアントの方から深いお話を聞かせて頂くことはありますが、なかなか自分の話をすることはありません。

今日はこの場をお借りして少しだけ自分の話をさせて頂ければと思います。

私は元々オイルマッサージをベースとしたセラピストで、
ロンドンのハイストリートにあるサロンでボディやフェイシャルの施術を行っていました。

今から遡ること数十年、当時日本ではオイルマッサージというと脂肪を揉み出してセルライトを潰すというような、痩身のイメージがまだまだ強かったのですが、
ヨーロッパにおけるオイルマッサージは古くからリラクゼーションを目的として行われていました。

手に力を込めるのではなく自分の体重を乗せて行うため、殊更に強い力が求められる施術でもないのですが、
それであっても力が強かったり体格の大きいセラピストの方が、より楽に施術を行えることは事実です。

ヨーロッパをはじめ各国から人が集まってくるロンドンでは体格差のあるクライアントも多く、
平均的な日本人の大きさである私にとっては、なかなかに骨の折れる施術となる時もありました。

そうこうしながらも経験を積んでいき意気揚々と帰国したのも束の間、
セラピストの命と言っても過言ではない手首を傷めてしまい、
それまで行っていた施術が出来なくなってしまいました。
(ちなみに趣味の楽器で手首を酷使し過ぎたことが原因です。やり過ぎ注意ですね。笑)

クライアントに負担のない施術を行うのは勿論ですが、
そのような経緯から私は、セラピストである私自身にも優しい施術を探し求めるようになりました。

しかしそれは、国内外のセラピーを学んでは痛みの再発に悩まされ挫折するという日々でもありました。

そうして辿り着いたのが現在の施術スタイルになります。

クライアントに余計な力を加えない、セラピストにも負担のない、余計なものをそぎ落とした引き算の施術です。

そうは言っても当初、アルテアの整体・小顔整体は今とは異なるものでした。

対処療法ではない根本的改善を目指してはいましたが、何かが邪魔をしているような感覚があり、うまく改善へ向かわないことがあったのです。

私達のカラダは心と密接に関わっており、現存する病気のうち、実に9割までもがストレスに起因するものとも言われています。

アルテアの考える『美』は『健康』の上に成り立つもの。ストレスをコントロールすることなく健康に、また、美しくなるのは難しいのではないか。

アルテアではそのような考えに基づき、ストレスケアをメニューとして導入すると同時に、全身調整や小顔整体にもストレスケアの要素が組み込んでいます。

世の中には様々なストレス解消法が溢れていますが、アルテアのストレスケアはボディーからアプローチして生理学的なリラクゼーション状態を短時間で作り出すものです。
(カウンセリングも毎回行います)

ストレスそのものに対する施術を行うために、カラダにストレスが蓄積される仕組みを逆に利用して、筋肉を通じて脳幹へ働きかけて、脳から全身にリラクゼーション状態を作り出すように促していくのです。

それだけでも充分にリラックスできるため、精神面で安定していき、四肢運動の連動性や全身の筋バランスの向上が見込まれますが、
そのストレスケアの要素を全身調整や小顔整体に組み込むことにより効果が更に出やすくなり、より長い期間持続することも分かってきました。

ストレスが解消されることにより睡眠の質も改善していくため、物事の捉え方や考え方だけでなく、日常におけるパフォーマンスなどにも良い影響を及ぼしていくことに繋がります。

カラダやお顔だけでなく心も一体として整えることにより、安定と安心の中で自己受容が深まり、本当の意味で自分自身の人生が動き出していきます。

施術をしているとクライアントの方のそのような瞬間に立ち会えることが時折ありますが、そんな時が、施術を続けていて良かったな、と思う瞬間の一つでもあります。