Japan Championships: A masterpiece art festival
December 24, 2012
By Vladislav Luchianov
先週末、札幌で行われた全日本選手権。
最も興味を引かれたのは、究極の才能に恵まれ、且つ最先端の技術を身に付けた
アスリート達が一同に会したといえる男女シングル部門における戦いだ。
日本特有とも言える温かみ、そして魅力に満ちた空気の中で競技は行われ、そして
ある種、最高の瞬間を迎えることになるーー
スタンドを満席にした観客を目にすれば、それはもはや、単なるスポーツイベントに留まらない
『アート』 を彼らは観ているのだ、と教えられる・・
男子部門では、羽生結弦(285.23点)が優勝したが、私にとって優勝者は2人いるーー
彼と、そして 高橋大輔(280.40点)だ。
勿論、全日本選手権での優勝が大したことではないなどと言うつもりはない。
私が言いたいのは、世代の違うこの二人のスケーターが、どちらも本物で完璧なパフォーマンス
を披露したということ、そしてこのような選手には敬意を払うべきだ、ということ。
「公式記録ではないものの、自身の世界記録を更新できた事は嬉しい。優勝に関しては
満足できる年となりました。世界記録よりも、プレッシャーの中でちゃんとした演技ができたこと
のほうが嬉しい。プレッシャーをエネルギーに代えることができた。」(羽生)
「緊張した中でも、冷静でいられた。4回転のコンビネーションも何とか着氷することができ、徐々に
良くなっていると思う。ちょっとしたミスはあったけれど、大きな失敗はなかった。」(高橋)
問題は、高度な技術ではなく、精神的なもの。
完璧で強くあるためには、感情をコントロールすることが大事なのだ。
彼等のーー銅メダリストとなった無良崇人(242.70点)も含め、個性あふれる演技、氷上での
調和の取れた動きーー美しい使用曲と一体となったパフォーマンスの全ては、長く記憶に
残るだろう。
ユズルのロマンティックな情熱、ダイスケの息を呑むほどの素晴らしい演技ーー
それを忘れることなど、私にはできない・・!
