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古今東西レビュー(Private Opinion)時々ブログ

私てきに本当におもしろいと思ったマンガを広く知ってもらい、多くの人に読んでもらえらたらうれしいと思い、私的意見でマンガの評価していきたいと思います。

脚本 コクリコ坂から (角川文庫)/宮崎 駿

¥460
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戦後の復興でみな貧しくも、色んな意味で力を感じる古き好き時代の
日本を感じられる映画でした。
ここ最近のジブリ作品の中では一番の出来ではないだろーか??

舞台は1963年の横浜。東京オリンピックの開催を目前に控える日本です。
横浜の古い風景を知らないので、どちらかというと、つい先日旅行した
尾道に似たような素敵な坂がたくさんある風景でした。
しかし、馴染みの山下公園や氷川丸も出てくるので、ちらほらと横浜を
感じることができます。

自分はノスタルジックなモノに飢えているのか、そのような場所を求めて、
よく出かけます。尾道もそうでした。
昭和初期を感じる街並みや自然、細い道にふと現れる神社の階段。

作品中に、なんでもすぐに古いものを壊して、新しいものに作り変えるようなことで、
古き良き日本の伝統を守れるか!的なセリフが作品中に出てきます。

時代設定が、ひたむきに前に進んでいた時代であり、古いものが否定され、
新しいものこそが価値があるとみなされた時代なので、そんなセリフも自然
なのですが、これは飽食の時代に生まれ、なんでもポイ捨てして、新しいものを
求め続ける現代の自分たちに向けられたメッセージに感じました。

また、風景もいいのですが、何と言っても、作品中に出てくる明治に作られたと言われる、
部室(カルチェラタン)は自分には非常に魅力的でした。
あんな建物がホントにあったら見に行きたい!と思いました。
三鷹のジブリの森美術館で再現してくれないかなぁ。

なんにしても、若者から老人まで楽しめるアニメを作れるジブリはホントにすごい。
うちの親にも見せてあげたいと思う映画は始めてです。
さっそく、ペアチケットを贈ろうかと思います。
初の広島旅行に行ってきました!
東京から広島までクルマで900キロ。。
行き帰りが一番疲れたぁ。

まずは宮島は厳島神社に行ってきましたが、
野鹿がいっぱいでシャツ食われました(^▽^;

超マンガ評論(Private Opinion)ブログ-宮島の鹿

さすがは日本三景のひとつ・・神の島でした。
残念ながらロープウェイが止まってて弥山には登れなかったぁ。
次に行く時の楽しみに取っておこうと思います。

超マンガ評論(Private Opinion)ブログ-厳島神社

ホントの目的は「しまなみ海道」をチャリで横断すること!
愛車におともを乗せて一緒に「しまなみ海道」を走りました。

上にのっているのは琵琶湖を走った時にゲットした彦根のゆるキャラ「ひこにゃん」w
下にのっているのは今回の旅でゲットした今治のゆるキャラ「バリィさん」ww

超マンガ評論(Private Opinion)ブログ-旅のおとも

広島県の尾道から愛媛県の今治まで約70~80キロを自転車で走る旅。
さらに今治から尾道に船で戻ろうとしたら途中までしか船がなく、しかたなく
追加で約20キロを走り、100キロを走破しました。

超マンガ評論(Private Opinion)ブログ-しまなみ海道

途中でポルコロッソの基地らしき場所を発見ww
ポルコの基地はアドリア海ではなく、愛媛県にあったのです!

超マンガ評論(Private Opinion)ブログ-ポルコロッソの基地発見

尾道の夜景。風情のある坂道がステキな街でした。
この日はミッキーがディズニーから来ていたらしく、
尾道を練り歩いてパレードしていたそーですw

超マンガ評論(Private Opinion)ブログ-尾道の街並み
浅田次郎の「壬生義士伝」の新しい方の映画を観た。
小説を読んでおもしろかったので手を出したのだが、予想を超える出来にビックリ!!
小説やマンガの映画化はたいてい失敗しているが、こんなに完璧につくることが出来るものか?!
それにしても豪華キャストでみんなハマり役すぎる。

新選組の主要メンバーなど、かなり想像していた顔とイメージぴったりだった。
・近藤勇(塩見三省)
・土方歳三(野村祐人)
・沖田総司(堺雅人)
・斎藤一(佐藤浩市)

しかし、やはり主人公の吉村貫一郎 演じる中井貴一は別格。
原作のイメージ通りすぎて圧巻の一言。
中井貴一はすげー役者だ。
こりゃ、ビルマの竪琴ももう一回観ないと(笑

吉村貫一郎の親友、大野次郎右衛門の三宅裕司もお笑いのイメージが付き過ぎてるから
はじめは笑いそうになったが、後から味が出てくる。

現在、第一線で活躍している俳優がちょい役で出ている。

・近藤周平(加瀬亮)
・大野千秋(伊藤淳史)
・徳川慶喜(伊藤英明)

それにしても、なぜにこの映画を今まで見逃していたのか不思議だ。。
マンガも現在2巻まで出ているので続きが楽しみ♪
最近、すこぶる天気が良いので、愛車のFUJIで気持ち良いとこ走りたい・・。

先月は琵琶湖を走ってボロクソになったけど、気持ちえがったなぁ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

あ~・・今度は海風を感じながら走りたい( ´ー`)

「風に~・・風に~・・なり~たい~♪」



よしっ!決めた(☆。☆)!

広島行ったことないし・・宮島見たいし・・尾道で坂道散策したいし・・道後温泉入りたいし・・

「しまなみ海道」を走ることに決めた~っ!

橋をいっぱい渡ったる。気持ちいいだろなぁ。

今月中に行こう。楽しくなってきやがった(`∀´)



・・えっ!東京から尾道まで900キロもあんのか・・(゜д゜;)

クルマで現地まで行くのが結構しんどいな。。



プラネテス(1) (モーニングKC (735))/幸村 誠

¥680
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つい先日、最後のスペースシャトル「アトランティス号」が打ち上げられた。

国際宇宙ステーション(ISS)での様々な実験も進み、我々が生きている間に一般も宇宙旅行ができる日も間近だろう。(莫大な旅費はかかるだろうがw)

宇宙に出るためにはそれなりの体力が必要だろうと、私も朝から愛チャリのFUJIで江戸川の土手を走ってみたが2~3KMを時速30KMで走っただけで吐きそうになる始末だ。。

超マンガ評論(Private Opinion)ブログ-サイクリング1


超マンガ評論(Private Opinion)ブログ-サイクリング2


そんなわけで前置きが長かったが、今回は私が好きな宇宙をテーマにしたマンガ「プラネテス」

【作品情報】
 ジャンル:宇宙、愛
 作品名 :プラネテス
 巻数  :全4巻
 作者名 :幸村誠
 出版社 :講談社(モーニング)
 関連情報:http://www.planet-es.net/

【評価】
 画力     ★★★★☆
 ストーリー  ★★★★☆
 キャラクター ★★★★☆
 センス    ★★★★★
 テンポ    ★★★★★
 総評     ★★★★☆

【レビュー】
宇宙を題材にしたマンガといえば、「宇宙戦艦ヤマト」「度胸星」「MOONLIGHT MILE」「宇宙兄弟」あたりが有名か。

「宇宙戦艦ヤマト」は未だに実写化されてしまうくらいに昔から親しまれている作品だが、さすがに
ファンタジー要素が強すぎて、大人になってしまった私には受け入れ難い部分もある。
山田芳裕の「度胸星」は「デカスロン」や「へうげもの」のインパクトが強すぎてイマイチ印象に薄い。

「プラネテス」「MOONLIGHT MILE」「宇宙兄弟」の3作品に関しては、どれをレビューするか相当悩んだ。
「MOONLIGHT MILE」は続巻中なので、ひとまずステイ。
「宇宙兄弟」もドラマ化されるし、かなり知られてきているので、今回は「プラネテス」のレビューにした。

宇宙を題材にしているだけに、どの作品も現在から近未来を描いた作品だが、上記の3作品は以下の
ように位置づけられる。

「プラネテス」「MOONLIGHT MILE」「宇宙兄弟」
 近未来 ←----------→ 現 在

「MOONLIGHT MILE」は大きく第一部と第二部に分けられており、現在は第二部を続巻中。
「膨大な知識と正確な描写で描かれるリアルな宇宙」が謳い文句なだけあり、登場するメカや宇宙を
めぐる世界情勢の変遷など、かなりリアルに描かれている。
また、主人公の猿渡吾郎とロストマンの良き友でありライバルがそれぞれのやり方で月を目指す姿が
魅力的でカッコイイ!第二部ではすっかり老けこんでるので、私的には第一部が好きだなぁ。

「宇宙兄弟」はもじゃもじゃアタマの兄・南波 六太 が、宇宙飛行士の弟・南波 日々人を追って、
宇宙飛行士を目指し奮闘する話なのだが、時たま出てくるセリフが非常に良く心を打つのだ。
私も仕事で悩んでいた時期に「宇宙兄弟」を読んで励まされた言葉がいくつかあったが、中でも
「本気の失敗には価値がある」という言葉には感銘を受けた。

ん・・「プラネテス」のレビューを忘れてた。。

プラネテスは2070年代の話で宇宙開発が進み、スペースデブリ(宇宙空間のゴミ)が問題と
なっているという設定。
主人公のハチマキはスペースデブリの回収作業員として、いつか自分の宇宙船をもつことを夢見る
サラリーマンだ。
ハチマキはひとりでストイックに自分の夢を目指していくが、様々な出来事から宇宙空間は
どこまでも孤独で、自分が本当に求めているものは、人との繋がりや愛だということに気づいていく。

アニメ化もされており、NHKで放送されていた。2005年度星雲賞メディア部門を受賞されている
だけあり、良い出来だった。オープニング/エンディングテーマもすばらしかった。が、やはり私
としてはマンガの方が好きだ。

笑いあり、涙あり、アクションありと全4巻と短いのにかなり上手く話がまとめられていてテンポが
良い。
また、若干のネタバレになるが、最後の方でハチマキとタナベのシリトリのシーンがあるがステキの一言!!
是非、続巻が見たいマンガのひとつだ。まぁ、現在は「ヴィンランド・サガ」を連載中なので、期待はできないが。。

宇宙に興味がある人もない人も楽しめる作品なので、是非、一度手に取って頂きたい!
できれば「MOONLIGHT MILE」と「宇宙兄弟」も要チェックだ!!

プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)/幸村誠

¥2,742
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次回のレビューはスポーツもの「黄金のラフ-草太のスタンス」にしよーかなぁ。
時代劇(剣客)マンガの代表格といえば、真っ先に思い浮かぶのが「バカボンド」だろう。
素晴らしい作品だとは思うが、誰もが皆知っているだろう。なので敢えて隠れた秀逸な作品「シグルイ」を紹介しようと思う。
シグルイ 全15巻 完結セット (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

¥8,674
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【作品情報】
 ジャンル:時代劇
 作品名 :シグルイ
 巻数  :全15巻
 作者名 :原作:南條範夫/作画:山口貴由
 出版社 :秋田書店(チャンピオンRED)
 関連情報:原作の時代劇小説「駿河城御前試合」

【評価】
 画力     ★★★★☆
 ストーリー  ★★★★★
 キャラクター ★★★★★
 センス    ★★★★☆
 テンポ    ★★★★☆
 総評     ★★★★★

【レビュー】
時代劇マンガはたくさんあるが、「バカボンド」「龍馬が行く」「るろうに剣心」「あずみ」「無限の住人」あたりがメジャーどころか。他にも宮本武蔵、新選組、坂本龍馬を題材にしたマンガは無数にあるが、そんな数ある時代劇マンガの中で、私が強く押したいマンガが「シグルイ」である。

原作となった南條範夫の「駿河城御前試合」は、駿府藩主であった徳川忠長の御前で催された十一番勝負を描いた連作短編であり、シグルイはその第一試合 隻腕の剣士・藤木源之助 vs 盲目・跛足の剣士・伊良子清玄の試合を描いた「無明逆流れ」をマンガ化したものだ。

「駿河城御前試合」では50ページ程度の短編なのだが、「シグルイ」ではサイドストーリを充実させ、7年もの連載を経て15巻もの長編となっている。
登場人物のひとりひとりにも物語があり、非常に丁寧に描いている。
ここまでサイドキャラを大事に描くマンガは「グラップラー刃牙」と「シグルイ」くらいだろう。

マンガの方はぶっちゃけ女性にはあまりオススメできないマンガだ。
いかんせんグロい描写が多いのだ。それが逆にリアリティをもたらしているわけだが・・首を切られれば血は吹出すし、腹を切られれば腸がでる。相手の歯を思い切り殴れば、拳に歯が刺さる。そんな描写が生々しいのだ。
グロが苦手な方には、2007年にWOWOWにてテレビアニメ化もされているのでそちらをオススメする。
だいぶオブラートにつつんだ表現になっている。

本当にスゴイのはグロではなく、読み始めると止まらない勢いを持つ物語なのだ。
いきなりのクライマックスと思われる場面から話は突然始まるのだから目が離せない。

時は寛永6年9月24日、駿河大納言・徳川忠長の命により真剣を用いて、駿府城内で御前試合が行われることとなった。その第1試合が、「シグルイ」の主人公である2人、隻腕の剣士・藤木源之助と盲目・跛足の剣士・伊良子清玄である。剣士として足りないモノだらけのふたりは、到底まともな試合にはならないと誰もが考える中、剣を構えるその姿から、二人のただならぬ因縁と力量が伝わってくる。
そして二人の因縁を綴る過去への回想が始まる。二人はかつて「濃尾無双」と謳われた岩本虎眼が、掛川に開いた虎眼流の同門であった。ここから残酷極まる至極の物語が始まる。

他10試合での登場人物もちょいちょい出てくるのが、原作を読んでいると楽しめる。

ちなみに原作である「駿河城御前試合」は絶版本であったが、思わぬマンガの反響から復刻版がでたほどだ。私も例に漏れず、すっかり「シグルイ」にハマり、しばらく「駿河城御前試合」を探して古本屋を探しまわった。
原作もすばらしくおもしろい!他、無明逆流れ以外の10試合についてもかなり異色な剣士の対決だけであり、イッキ読みできるので原作もオススメだ。

「シグルイ」は完結してしまっているのだが、できれば残り10試合もマンガ化してほしいと心から願う。
剣客マンガ好きはこの残酷極まりない至極の物語を是非是非、手に取り堪能してほしい。

シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 2 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 3 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 4 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 5 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 6 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

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シグルイ 9 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 10 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 11 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 12 (チャンピオンREDコミックス)/山口 貴由

シグルイ 13 (チャンピオンREDコミックス)/南條 範夫

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シグルイ 15 (チャンピオンREDコミックス)/南條 範夫

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うさぎドロップ (1) (FC (380))/宇仁田 ゆみ

¥980
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ブログを始めてのっけから2回連続で少女マンガは如何なものか・・と悩んだが、老若男女に好まれるであろう秀逸な作品であることと、今週の木曜日からノイタミナでアニメ化、来月には映画化とタイムリーな作品なのである。その割に世間への原作の認知度が低いように感じたため、今回の紹介は「うさぎドロップ」!

【作品情報】
 ジャンル:少女漫画、家族、日常
 作品名 :うさぎドロップ
 巻数  :既刊8巻
 作者名 :宇仁田ゆみ
 出版社 :祥伝社(FEEL YOUNG)
 関連情報:楽楽/マニマニ/スキマスキ/喜喜/男女/トリバコハウス/アカイチゴ シロイチゴ/よにんぐらし/ノミノ/青みゆく雪

【評価】
 画力     ★★★★☆
 ストーリー  ★★★★☆
 キャラクター ★★★★☆
 センス    ★★★★★
 テンポ    ★★★★☆
 総評     ★★★★☆

【レビュー】
私がこの作品を知るに至った経緯は、宇仁田ゆみの作品をデビュー当時から追っていたからである。
今から約11年前であろうか・・たまたま手にとったのは「楽楽」という単行本だった。
デビュー当時は短編系のマンガを主体に長期連載はなかった。しかし、このひとつひとつの短編作品が地味にいいお話なのだ。

ストーリーの傾向としては恋愛主体で、ちょいエロもある。
また、登場する男性キャラが決してオトコ前ではなく、芯を持った3枚目キャラが多いことも好感が持てる要因だろう。

絵柄においては意図的にだろうが、線に丸みが少なく男性にも見やすい。女性キャラはジーパンが似合うようなスレンダーキャラが多く(自分の好みだが・・)これまた好感が持てるw

そんなわけで5~6年、宇仁田ゆみのマンガを追ってたどり着いたのが「うさぎドロップ」。
まさに集大成といって良い作品だ。今では彼女の代表作になっている。


主人公は30歳の独身男、河地大吉(ダイキチ)と祖父の隠し子5歳の鹿賀りん。
祖父の訃報で集まった親族たちは、祖父の隠し子であるリンの扱いに困り、施設に入れようとする。
そんな意見に反発した、彼女もいない三十路オトコのダイキチは、自分がリンを引き取り育てると申し出た。周囲からの反対を押し切り、5歳のしっかり者の女の子との共同生活が始まる。

当時、年齢的に自分とあまり変わらない、不器用な性格だが自分の中に強い芯を持つダイキチがすごく大人に、そして男気溢れるカッコ良い男に感じたものだ。

女性はおろか、女の子との接触など皆無のダイキチにとって、急に始まった共同生活はまさに悪戦苦闘の毎日。親子ではない二人が日々の生活の中で、徐々に思いを通わせ家族になっていく姿がほっこりと心に残り、読んでいで心地良い。

まだ読んだことがない人は、アニメや映画を見るのも良いが、まずは原作であるマンガを是非、手にとって頂きたい。日々の仕事や人付き合い、ニュースで流れる凄惨な事件や事故、こんな日々の疲れた心を「ほっこり」と癒してくれる至高の一冊!

アニメURL:http://www.usagi-drop.tv/
映 画URL:http://www.usagi-drop.com/

うさぎドロップ (2) (Feelコミックス)/宇仁田 ゆみ

うさぎドロップ (3) (Feelコミックス)/宇仁田 ゆみ

うさぎドロップ (4) (Feelコミックス)/宇仁田 ゆみ

うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)/宇仁田 ゆみ

うさぎドロップ 6 (Feelコミックス)/宇仁田 ゆみ

うさぎドロップ 7 (Feelコミックス)/宇仁田 ゆみ

うさぎドロップ 8 (Feelコミックス)/宇仁田 ゆみ

うさぎドロップ 9 (Feelコミックス)/宇仁田ゆみ

各¥980
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うさぎドロップ 9.5 (Feelコミックス)/宇仁田ゆみ

¥1,260
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記念すべき第1回の作品は不屈の名作「BANANA FISH」(バナナフィッシュ)
BANANA FISH 全19巻 (フラワーコミックス)/吉田 秋生

¥7,781
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【作品情報】
 ジャンル:少女漫画、ミステリ、BL?
 作品名 :BANANA FISH
 巻数  :全19巻
 作者名 :吉田秋生
 出版社 :別冊少女コミック
 関連情報:PRIVATE OPINION/YASHA-夜叉-/イヴの眠り

【評価】
 画力     ★★☆☆☆
 ストーリー  ★★★★☆
 キャラクター ★★★★★
 センス    ★★★★★
 テンポ    ★★★★☆
 総評     ★★★★★

【レビュー】
最初に紹介するマンガとして何の作品を・・と、だいぶ考えたのだが、誰もが(老若男女)知らない名作を紹介したいと考えた。
本作品は知る人ぞ知る名作少女マンガなので、やはり女性にファンが多いと思う。いきなり少女マンガを持ってくるあたり男の自分としては抵抗があった。
私は決して好んで少女マンガを読まないし、キモヲタ系でもないw
少女マンガを否定しているわけではないのだが、なぜにこの作品が少女マンガで??と思ってしまうくらいに骨太な作品なのだ。
少女マンガというジャンルにカテゴライズはされるが、中味はバリバリのハードボイルドであり、質の高いハリウッド映画を見ているような作品である。
そんな訳で一般の男性にも是非読んでもらいたいと、強く思ったために第1回目にふさわしい作品ではないだろうか。


金髪に緑の瞳、IQ210の頭脳、圧倒的なカリスマ、美しい容姿に高い戦闘能力を持つ本作品の主人公アッシュ・リンクスと巨大な組織との戦い、また、アッシュのどこか脆い心を支える奥村 英二との友情??を軸にした物語である。

何と言ってもマンガはキャラが立たないと成り立たないが、この作品ほど圧倒的なカリスマ性を持った作品も珍しい。作者が女性なだけあって、理想の男性像ここに有り!といった感じだ。
男からみてもカッコイイ・・と感じてしまうのだから、当時2次元のアッシュに恋した女性が何人いただろうか?当時はほぼ神扱いだったはず。
そういえば、主人公のアッシュ・リンクスのキャラクターデザインのモチーフはリバーフェニックス(映画俳優)とか、ステファン・エドバーグ(テニス選手)とか言われている。

しかし、負けていないくらいに強力な魅力を放つサブキャラクターたちも魅力的だ。
ネタバレになってしまうが、中盤にくらい(・・だったと思う)に出てくる過去にアッシュの家庭教師であったブランカはカッコ良すぎる。
元伝説の傭兵なだけあり、戦闘能力はアッシュを上回り、大人の雰囲気を醸し出すキャラだ。
また、頭脳・容姿・カリスマ・戦闘能力とモテ要素満載な主人公だが、彼の過去はとても暗く、救い難いほどの心の傷を持つゆえ、近寄り難い雰囲気と影を持つが、そのアッシュの心を支えるのが、平和ボケした日本人 奥村 英二というキャラだ。
この作品は1985年の作品なので、当時は気にしていなかったが、おそらくBLの走りではないだろうか??男同士の友情とも愛情ともとれない雰囲気は男性マンガには見れない。

んで、ストーリーだが冒頭でも書いたが、女性誌でよく連載したな・・と、今の雑誌で言えば、少年ジャンプ・サンデー・マガジンでも連載されないだろって内容だ。なにせキーワードを上げると、戦争・ギャング・麻薬・強姦といった内容満載なのだから・・よくもネームが通ったなと関心してしまう。

私的にはハリウッド映画にしてほしいマンガNO1である。
ドラ◯ンボールなんかをハリウッド映画化してる場合ではない。

1つだけ、難点を上げるならば、絵が御世辞にもウマイとはいえないが、アカギやカイジの作者 福本伸行同様、絵がイマイチでも売れているマンガに通ずるものがある。
話のすばらしさ、キャラの持つ魅力、なによりテンポが良いため、サクサク読めてしまう。
もっさもっさしたストーリーのワン◯ースよりよっぽどスピーディーにイッキ読みできる。
巻数も番外編を入れても20巻と程よい長さが効をそうしたのだろう。
絵はどんどん上手くなっていくので、~3巻くらいまでは諦めずに我慢して読むことをオススメする!

女性も男性も間違いなく楽しめるので、読んでない人は是非是非、一度手に取ってもらいたい至高の1冊!!

※ストーリー概要はメンドイwので、以下にwikipediaより抜粋した。
【ストーリー】
1973年6月、ベトナム戦争のさなか、ある若いアメリカ兵が突如、同じ分隊の兵士たちに自動小銃を発砲するという事件が起こる。その場に居合わせた彼の仲間で友人のマックス・ロボは、咄嗟の判断で彼の足を狙撃し取り押さえる事に成功する。彼がこの事件をおこしたのは粗悪な麻薬の摂取によって精神障害を発症した結果によるものと判断されたが、ロボは自身が取り押さえた時、友人が「バナナ・フィッシュ」という謎の言葉をつぶやくのを耳にし、不可解な単語にその後も意識をとらわれ続けることとなる。
その12年後、ニューヨーク市のストリートギャングのボス、アッシュ・リンクスは、手下に殺された見知らぬ男がいまわの際に「バナナ・フィッシュ」という単語を口走ったことに疑念を抱き、事件の背景を探り始める。その言葉は廃人同然となった兄が口にするうわ言と全く同じものであり、実はかつてベトナムで仲間を襲ったアメリカ兵はアッシュの兄グリフィンその人であった。更にその時は知るすべもなかったが、その男が殺されたのはかつてアッシュを支配し、現在も歪んだ愛欲から彼を掌握しようとするコルシカマフィアのゴルツィネの命によるものだった。
その頃、日本からはフリーカメラマンの伊部が助手の奥村英二を伴い、ストリート・ギャングの取材の為にニューヨーク市を訪れていた。彼らは取材対象としてアッシュに出会った後マフィアに襲撃され、図らずも危険な暴力の支配する世界に巻き込まれていく。やがて兄の復讐と自由を求めるアッシュ、一人調査を続けていたロボ、無関係ながら後に引けなくなった伊部と英二らは協力し合うことになり、共に「バナナ・フィッシュ」の謎を追ううちに、コルシカ系の財団とCIA、そしてタカ派の連邦上院議員の間で秘密裏に進められていた恐るべき化学兵器開発プロジェクトの存在を知ることになる。ストリート・ギャングの抗争と連邦政府内部の陰謀、さらにコルシカ人財団や香港系の華僑の内紛などが複雑に絡み合い、事態は予想を超えた展開を見せる。

「BANANA FISH」を読んだあとに以下も続けて読むと、なお楽しめること請け合い!

「PRIVATE OPINION」
Private opinion―Banana fish another story (別コミフ.../吉田 秋生

¥764
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かつてアッシュに戦闘技術を教えた家庭教師ブランカとアッシュの出会いを綴った内容となっている。

「YASHA-夜叉-」
YASHA (1) (小学館文庫)/吉田 秋生

¥630
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「BANANA FISH」のサブキャラクターであった少年シン・スウ・リンが成長し、華僑の頂点に立つ若き青年実業家となって登場する。主人公である有末静は天才的な頭脳、他人の動きを一目見ただけでトレースできる運動能力、人間離れした反射神経と、かつてのアッシュを彷彿とさせる。

「イヴの眠り」
イヴの眠り―YASHA NEXT GENERATION (1) (flowersフラワーコミックス)/吉田 秋生

¥410
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「YASHA-夜叉-」の続編となる。「YASHA-夜叉-」と共に「BANANA FISH」と直接関係しないが、世界観は共有している。主人公はアリサ・クロサキ、「YASHA-夜叉-」の主人公 有末静の一人娘。父親同様に人間離れした高い能力を持っている。

至高の1冊是非1度ご賞味あれ!