街中でよく見かける、女性同士で手を繋いで歩く姿。
男性同士で手を繋いで歩く光景はあまり見かけません。
なぜ、女性は女性同士で手を繋ぐのでしょうか?
これは女性の生物的な深層心理から来るものではないでしょうか。
実は、女性同士だから手を繋ぐのではありません。
安心したいから手を繋ぐのです。
人類の祖先?では、女性が集団を守り、男性が猟に出かける体系だったと思われます。
女性が集団を守る。その集団は家であり仲間です。
一人では守れないので、女性は集団を守るために結束し集団になる。
つまり、1人では不安だから、仲間と一緒にいることで安心感を得ていました。
その時の記憶が今でも潜在的に残っていて、1人では不安であり、安心する為に手を繋ぐ。
実は、安心感を得るのは手を繋ぐことだけではない。
基本的な行為として、何か好きなものに触れていることでも安心感を得られます。一種の代償行為です。
その対象は、好きな”男性”はもちろんのこと、それが”ぬいぐるみ”でもOKです。
寝る時に好きな”ぬいぐるみ”や”抱き枕”を抱いて寝る女性がいますが、それは不安を消して安心したい気持ちがあるからです。
すべての女性がそうではありませんが、深層的に不安感の強い女性は、安心感を得るために好きな友達と手を繋いで歩きたいとか、寝る時にぬいぐるみを抱いて寝たりします。
実はこの”安心したい心理”は日常生活の中でいろいろな影響があります。
誰かとつながることで安心する心理は、安心できる関係でグループ化します。
女性が学校や職場でグループを作って活動するのはその影響です。
だが、このグループ化しやすい傾向は、逆に不安なものを排除する働きも強くなり、他のグループと敵対することもあります。
また、同じグループ内でも条件によって不安要素を持つメンバーが出来ると、そのメンバーを排除するようになり、”仲間外れ”や”いじめ”になったりします。
多くの場合、女性同士が安心できるグループ人数は共通の感情を共有できる意味で3~5人程度で、10人以上集まることは非常に稀です。
だから最近の女性アイドルグループを見ていると、10人以上のグループも多いので、間違いなく内部では2~3個のグループに分かれているのではないかなと想像しています。内部でイジメや派閥争いが無ければ良いのですが。