就活や転職を考えている方で何か武器として資格を取得したいと考えている人がいるかもしれませんが、その場合は簿記を取るといいと思います。

 経理やバックオフィス系の仕事をしない場合であっても、簿記はビジネスパーソンの基礎知識として必須のものですし、数値を使って論理的に説明することは顧客との信頼を築くためにとても重要なことだと思います。

 

 簿記の試験で挫折する人が結構口にすることとして、「文系だから数字か嫌いで」とか「商学部とか経済学部じゃないからまあいいや」など、結構数字に関連した何かをやってこなかった人だと取れない資格じゃないかと思う人も結構いるようですが、それはあんまり関係なく試験の対策の仕方次第でだれでも合格できる試験なのです。実際、文学部の英米文学専攻をしていた私の友人が、効率的な勉強をした結果合格した事例もあります!

 

 前置きが長くなりましたが、簿記試験に最速で合格したいのであればまず参考書や市販のテキストにある仕訳をひたすら暗記しましょう。理由としてはほとんどすべての問題は仕訳を理解していれば解けてしまうからです。

 簿記の資格を目指す人には結構言っているのですが、仕訳は簿記の基礎というかこれを知らないと基本的には問題が解けない必須のアイテムみたいなものです。みなさんは、英語とか古文とか勉強するときに単語を覚えると思うのですが、その理由としては長文読解をするときに英単語や古文単語をほとんど知らなければ問題が解けないのと同じように、簿記においても精算表や元帳を作成するうえで仕訳を知らなければほとんど問題が解けない状態になってくるのです。精算表や元帳は仕訳の積み上げであるということに気付いている人は、仕訳を暗記することとメリットがお分かりだと思います。

 

 では、仕訳を覚えるとはどのようなレベルまでもっていけばいいかというと、仕訳の問題文を読んだ後にその仕訳がすぐに頭に浮かぶレベルまで訓練してください。英単語を見て一瞬で訳せるのと同じように、問題文をすぐに仕訳にすることが重要です。

 覚え方として、一番最初は問題文を読んでどんな仕訳けをしていいかわからないと思うので、すぐにテキストの例題や答えを見て、仕訳を書き起こしましょう。その後慣れてきたら、問題文を見て頭の中で仕訳を切る訓練をしましょう。

 上記をすることで、問題を見た瞬間に仕訳をきることができるようになり、本番も焦らず時間内にすべての問題を解ききることができるのです。

 

 仕訳は簿記のベースであり、合格するためには必ず覚えなければならないものとなってきます。仕訳をすべて起こせるようになれば簿記の試験はほとんど合格したも同然です。あとは、仕訳の知識を生かしてほかの問題をいかに効率的に解く方法や、また勉強するうえでのモチベーションの維持の仕方などで合格をより近づけることができます。

 

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