2009年度下期入りとなった1日の東京株式市場で、

日経平均株価は3日ぶりに反落。

大引けは前日に比べ154円59銭(1.53%)安の9978円64銭と、

7月24日以来、約2カ月ぶりに1万円の節目を割り込んだ。

日銀が朝方発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)で

大企業製造業の業況判断指数(DI)は2期連続で改善した

ものの、為替の想定レートが足元の円高を織り込んでいない

との受け止め方が広がり、徐々に株価を押し下げた。

東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落。

業況の先行きに不透明感が広がるなか、引き続き鳩山由紀夫政権

の政策担当能力を見極めたいとして買い手控え気分が広がった。

加えて、亀井静香金融担当相が法案作りを進めている債務返済

猶予制度が業績を圧迫するとの警戒感が根強く、大手銀行株に

売りが目立ったことも相場全体に響いた。

東証1部の売買高は概算で18億1113万株、同売買代金は

1兆2141億円。

値下がり銘柄数は1354、値上がり銘柄数は253、変わらずは75。

日経平均の1万円割れが象徴した株式相場の下落を反映し

野村や大和など証券株が売られた。

松井やカブコムといったネット証券の下げが目立ち、業種別

TOPIX(全33業種)で値下がり率1位は「証券商品先物」

だった。

三菱UFJに大口の売りが断続的に出るなどメガバンク

3社株は軟調。

米景気の先行き不透明感もあり、トヨタやソニーなど主力の

輸出関連株もさえなかった。

一方、ファストリ、JALが高く、NTTドコモ、KDDIが上昇。

セブン&アイ、花王も買われた。

東証2部株価指数も3日ぶり反落。大幸薬品、森尾電、

三菱総研が軟調。

半面、アクセル、大黒天、稀元素が上昇した。