◇東証大引け、8日続伸 米株高を好感、ハイテク収益回復期待も
24日の東京株式市場で日経平均株価は8日続伸。
大引けは前日比151円61銭(1.55%)高の9944円55銭と
6月30日以来、3週間半ぶりの高値で取引を終えた。
8日続伸は2005年11月16~28日以来、3年8カ月ぶり。
前日の米株高や円相場の下落を好感し、輸出関連などの主力株に
買いが膨らんだ。
アドテストの4~6月期の受注高が1~3月期の2倍になったと
伝わり、ハイテク株全体に収益回復期待が広がったことも相場を
押し上げた。
東証株価指数(TOPIX)は6日続伸。
23日の米ダウ工業株30種平均が9000ドル台を回復し、2008年
11月上旬以来の高値を付けた。
6月の米中古住宅販売件数が3カ月連続で増加したことが好感
された。
市場予想を上回る米企業の4~6月期決算が目立っていること
もあり、米株高を受けて買い安心感が広がった。
円相場が一時1ドル=95円台と主要企業の今期の想定レートまで
下落し、輸出企業の採算悪化懸念が後退したことも支援材料となった。
GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調
だったほか、日経平均が節目の1万円に迫ったことから高値圏では
利益確定目的の売りが増え、上値を抑えた。
4~6月期決算発表の本格化を来週に控えた週末とあって、一段と
買い進む投資家は限られた。
東証1部の売買高は概算で25億9410万株と6月16日(26億4999万株)
以来の高水準に膨らんだ。
売買代金は同1兆6102億円で6月23日(1兆8537億円)以来1カ月
ぶりの多さだった。
きょうから新株の売買が可能になったみずほFGの売買が膨らんだ
影響が大きい。
相場全体の値上がり柄数は1269と全体の7割超を占めた。
値下がりは319、変わらずは109だった。
アナリストが投資判断を引き上げたパナソニックが大幅高。
アドテストや京セラ、TDKも買われた。
トヨタやホンダなど自動車株も堅調だった。一方、前日に4~6月
期決算を発表したKDDIや中外薬はさえなかった。
セブン&アイやJTなど内需関連株の一部も値下がり。
三菱UFJ、三井住友FGなど3メガバンクはともに下落。
東証2部株価指数は続伸。
ラオックス、大幸薬品が上昇した。
半面、森電機、トーセイが下げた。
