随分と更新期間が空きましたm(_ _)m

前回の続きです。


DC-10は主翼を接着したあと、エンジンも接着しました。



そのまま接着すると、取り付け角が少し下を向いてしまい違和感に繋がります。
はめ込み部分を削り調整するのですが、今度は接着した時に微妙に隙間を生じてしまいます(やり方が悪いだけ…)

なので、先に接着してパテ処理を済ませる作戦にしました。(この方法だとマスキングと塗装がなかなか面倒になります)

続いて、コクピットウィンドウのデカールデータを作ります。
DRAWなどからコクピットウィンドウデカールは沢山出てますが、今のところ形状に納得出来るものがありません。
特に正面から見た時に中央窓の外側柱が「八の字」に見えるはずが、ほとんどのデカールは「Ⅱの字」に表現されています。
これはB6/B7も同じ。
顔は僅かな角度の違いで大きく印象が変わるので注意が必要です…

DC-10の実機画像を沢山確認して、僅かな表情も逃さない様、少しずつ模型にシャープペンで書き込んでは消してを繰り返します。

なかなか神経を使うところです…
僅かな線の角度が違うだけで印象に大きく影響します。


納得できたところでマスキングテープを貼り付けて、ペンでなぞります。

これをスキャンしてPCに取り込み、初期データとして編集に使います。
さらにinkscapeなどでこれをトレースしてデカールにしていきます。


ソウコウしてるうちに、胴体の表面処理が終わりホワイトサフ→GX1へと進めていきます。

GX1まで終わると、続いてJAL2代目塗装のグレー帯&赤帯を塗装していきます。
窓を埋めた関係で位置決めが難しいので、デカールデータをシールシートに印刷して貼付け、JALロゴなどの位置からグレーと赤帯の場所を決めていきます。

ついでに先ほどのコクピットウィンドウも貼り付けてみました。

若干、中央風防と第二風防の柱が短く、目が細い印象を受ける。。。

「八の字」がきつすぎた。。。



顔は、まだ違う印象を受けますので、やり直し。もう少しサイズを大きくして、第2風防内側の柱の立ち上がり角「八の字」を緩やかにしてみます。
同時にウィンドウ底辺の「逆V字」の角度ももう少し柔らかくしてみます。

胴体はグレー、赤帯の塗装を終えました。
グレーはガイアニュートラルグレーⅡ+ホワイト少々+クリアーブルー微量を混ぜて吹いてます。
赤帯はシャインレッドです。

胴体下面や主翼、エンジンも塗り分けました。


そして、コクピットウィンドウには試験的にスタンピングリーフのシルバーを下地として貼り付けてみました。シルバーはいわゆるWINDSHIELD HEATを極極普通のシルバーにすることを狙いましたが…光が当たると虹色に輝く。。。遠目で見たら目立たないけど。



狙ったものと違ったので、不採用でした。
客席窓もシルバーで縁取りしようと思ってたのに(泣)

なので、全部印刷したコクピットウィンドウを貼り付けてみました。





ご覧の通り、今回はJALWAYSのDC-10にしてみました。全て自作デカールです。海外製デカールにはあるようですが、高いし、なるべくお金をかけたくないので自作です。

ドアのグレー帯に重なる部分はスタンピングリーフホワイトで白抜きデカールを作り対応しています。

ついでにフラップを仮はめ込みしました。
フラップは最初、芋付けして伸ばしランナーなどで繋ぐことを考えていましたが、やはり強度不足で厳しかったです。
なので、0.4mmの穴を開けて0.3mm真鍮線を差し込み、少し強度を持たせて固定させることにしました。

前縁スラットはどう固定しようか…まだ悩んでます(^_^;)

とりあえず、ディテールも含めてデカールを貼り終えたので、デカール段差消しのクリアコートに入ってます。この段階でいつもホコリが混入します(泣)イヤになる…が、仕方ないので、極力注意を払いながら進めていきます。


今回は以上です。