昨日でお仕事一段落です。

今日からしばらく専業主婦月間が始まります。
今まで抑えていた感情にじっくりゆっくり向き合おうと思います。
考え始めると、何もかもが手につかなくなるから堪えてきた感情。

そう、最愛の子。
アーリンの事。

考えると冷静でいられなくなる事は分かってた。
仕事に支障が出る事は分かってた。
ふと、面影がよぎるだけで所構わず涙が出そうになる。
だから、なるべく考えない様にしてた。


今さらだけど、いっぱい泣いていいよね?
いっぱい落ち込んでいいよね?
今だけ。。。今だけアーリンの思い出に浸りたいと思います。


お膝の上でテレビに釘付けになり





無邪気に爆睡





爆睡




おもちゃを枕にして




自分の手を枕にして




あくびも豪快




時にはアンニュイな表情





ゴハンの後には満足なお鼻





Qに押し潰されそうになっても





テテに踏みつけられても






おとーしゃんに締め付けられても






布団に圧し潰されても






気にしないのら~





寝ちゃうのら~





自由で穏やかな子






それがアルカポーン









みんなで作った”ニャン溜まり”





メンズトリオになった”ニャン溜まり”





テテQだけの半分になってしまった”ニャン溜まり”






でも、大丈夫!


虹の橋にはアルパムがこんな”ニャン溜まり”を作ってるはず。







いろいろね、処分出来ない物がいっぱいです。
洗濯できないお気に入りのマットや、捨てられないアルの名前が書かれた薬の袋、
抜けたヒゲや生え変わりの爪も、宝物です。
アルに繋がるもの全てが宝物。

実はね、パムちゃんの首輪も未だに処分できずにいます。
こんな女々しいおかーしゃんだけど、許してね。

母の事故のゴタゴタは未だ継続中。
外部委託の調査会社が介入して、調査が始まったとの事。

疲れて投げやりになりつつある母を励ましながら結果を待っています。

実は母が投げやりになってしまった理由がもう1つありました。
今月の1日の事。
母の飼っているレトリバーのハッピーちゃんが、雷に怯えて脱走してしまいました。
レトリバーの割に小柄で、普段から大人しくて臆病な女の子。
行動範囲はお散歩コースしか知らない子。

最寄り警察や保健所に問い合わせても何の情報も得られないまま。。。。
母にとっては事故の事よりもハッピーの行方の方が気がかりで仕方がない様子。
毎日、毎日、帰りを待ちわびて情報を待ちわびて。。。。

もうすぐ1週間。。。
不謹慎だけど、私の中では最悪の結果をも想定し始めました。
でも母は信じてました。

そして今朝、保健所から確保した子の特徴がハッピーと一致するとの連絡が入ったとのメール!!
次いで、緊張しながら確認に向かった母から『ビンゴ!』のメール。
衰弱して怯えていたものの、無傷で隣の街で保護されていました。
保護された場所と我が家の間には車の往来の激しい大きな通りもあります。
この数日間、どんな思いで過ごしてたんだろう。。
どれだけ怖い思いをしたんだろう。。
そう思うと、朝から泣けてきちゃいました。
頑張ったね!偉かったね!っていっぱい撫でてあげたいです。
母の『信じる思い』が奇跡を起こしたんだと思います。

ハッピーが戻った今、母の声は明るくなり、事故の解決にも意欲的になりました。
ハッピーの大冒険が、母にも勇気をくれました。
事故の事はまだまだ闘わないといけないけど、きっと大丈夫!

おかえり、ハッピー!
ありがとう、ハッピー!

先日母が事故に巻き込ました。

交差点の信号が青に変わり、発進しかけた途端に猛スピードで横から飛び出してきた車に突進された。
とてつもない衝撃の後、そのまま反対車線まで横滑りをしたままガードレールにぶつかって停止。
車は大破し、見ていた人は悲鳴をあげたとの事。
そんな中、母は生還しました。

しかも、そんな大きな事故だたとは思えない程しっかりした足取りで自力で車から脱出したとの事。

相手の運転手はブラジル系の若者。
『自分の信号は青だった!』母国語でまくしたてられた母は呆然。
その後警察による立証が行われ、幸いモニターが仕掛けられた場所だった為、モニターを見た警察の調書でも相手の信号が赤に変わっていた事や母の信号が青だった事もしっかり立証され、相手も認めました。
母の車も動き出していたので、10:0は無理としても明らかに加害者は相手、被害者は母と言う事はきっちり立証されました。

その後母は検査のため病院へ。
相互の保険会社が介入し、母は検査や心のケアに専念しようと思っていたのに。。。。。


相手は『自分の信号は青だった』と譲らないらしい。
警察が調書を取ってるんだから確認すれば済む話なのに、なぜか警察ではなく、査定委員が目撃者の話を聞くと言う事になっているらしい。
しかも『警察に行っても良いけど、それだと○○さん(母)にも不利な事になる』と脅迫とも言える発言。
母の保証会社の担当さんに話すと『そんな脅しに負けちゃだめですよ』と。

一歩間違えたら命も危うかったレベルの事故だけにハラワタ煮えくり返ってます!!
廃車になった車の買い替え代、病院代の要求は勿論ですが、ここまで悪質な相手だと分かると当初は予定していなかった慰謝料の要求もしたいぐらいです!!
心臓に持病のある母は、事故後、動悸がしてストレスで疲れきっています。
『こんな面倒な事になるぐらいなら、もうどうでもいい。逃げ出したい』と弱気になっています。


事故の話を聞けば聞く程、その凄まじさに背筋が凍ります。
それだけに母がどれだけ怖い思いをしたんだろう。。と奇跡的な生還に感謝です。

娘として何も出来ない自分が情けないです。
一日も早く解決して、母が穏やかに過ごせる日が来る事を願うばかりです。
アーリンのいない生活が1ヶ月過ぎました。
早く慣れなきゃいけないのに、なかなかそう簡単にはいかない。

だけど、少しずつだけど、最近やっとアーリンの写真を見る事が出来る様になりました。
それでもずっと見てると辛くなるから、少しずつ、少しずつ、心が痛くならない様に。。


まだまだ増える予定の『スティッチー』と『クインシー』のアルバム。
そして。。。もうこれ以上増える事のない『アルカポーン』と『パメラ』のアルバム。
締めくくる勇気はまだ無い。。。。




相思相愛だったアルパム




この写真が





全てを物語ってる気がする。











最期の日のアーリン

この数時間後、パムちゃんの待つ約束の場所に旅立ちました。
今、ラブラブなアルパムは隣同士で眠ってます。

今頃、アーリンは相変わらずパムちゃんの尻に敷かれてるのかしら?
二人で仲良くおかーしゃんを待っててね。


生まれ変わったらもう一度、おかーしゃんとおとーしゃんの家族になってね。








アルを見送ってから10日。

あっという間。。。と言いたいトコだけど実際は長く長く、辛い10日だった。

クリアランスが始まって連日残業漬けの日々。
忙しくててんてこ舞いなのが不幸中の幸い。
なのに、フッとした瞬間に空虚感を感じる。

今までは疲れて帰っても、そんなのおかまい無しにお膝を要求するアルがいた。
着替えを済ませる間中、ずっと足下につきまとい、早く座れ!とばかりに文句を言う。
やっとの思いで腰を下ろすと早速膝に飛び乗りスヤスヤ。。。
そして満足すると今度は、早くゴハン!と催促する。
苦笑いしながら言われるままにゴハンを準備する。

疲れなんか一瞬で吹き飛ぶ魔法のひととき。


アルのお気に入りの指定席に自然と目が止まる。
当然だけど、そこにアルはいない。
そこにいる事が当たり前になるくらい長い長い年月。
身体の一部を失った様な感覚。
考えると苦しくなるから考えない様に、考えない様に、、、と、結局考えてる。


後悔してる訳じゃない。
アルの苦痛は一瞬だったと思うし、いい意味であっけなく旅立ってくれた。
アルの苦痛を最小限にする事だけを考えてたんだもん。
アルはすごく優等生だった。
ダメなのはおかーしゃんだ。
もっとしっかりしなきゃです。

遠くにいる親友が昔私に言ってくれた言葉がある。
『忘れる必要はないよ。でも引きずっちゃダメだよ。』
悲しい別れがある度に、この言葉を思い出す。
でも、それを実行できるまでには、もうちょっと時間がかかりそうだよ。

会いたいよ、アル
大好きだよ、アル