東大独学Part1読了

 

 

【1】基礎の身につけ方

独学をする上で、基礎は一番重要となる。

一方で、基礎を学ぶことはその時点では目的が不透明であり、つまらなさを感じ挫折してしまうことが多い。

基礎を学ぶ上では「とにかくそういうものだ」と受け入れるマインドが必要となる。

 

独学は前半と後半で考え方が大きく変わる。

前半は考えないで受け入れて、とにかく速いスピードで答えられるようにしていくこと

後半は受け入れるだけでなく、じっくりと考えていくこと

 

独学も守破離、まずはできる人のマネをしてみる→自己流を出すのは後半

多くの人は十分にインプットせずに泳ごうとする→失敗してしまう

まずは基礎をインプットすること

 

理由も分からないものを続けるのは辛い

独学にゲーム性をもたせることで持続性を確保する

何か目標を作れば良い

 

目的=最終的に達成したいこと

目標=目的にたどり着くために立てる中間の指標や行動・数字

数字で目標を決めること

 

無理な目標は立ててはいけない

目標の難易度を3日ごとに設定し直していくこと

 

知っているとできるは全然違うこと

できるまでたどり着くには、実は長い時間が必要になる

考えなくてもできるレベルまでスピード・質を上げる練習をする

 

ゲーム型独学法のゴールに時間を設定すること

基礎固めのタイミングでは時間を意識しないと自分の成長に気づけない

 

インプットのフェーズでは考えないでとにかく知識を入れること

アウトプットするために理由を考えることが大切

「なぜタクシーで目下の人が助手席に乗るのか?」

インプットとアウトプットの間にはクエスチョンというフェーズが必要

 

独学が上手いひとは質問が上手い

頭の良い人の条件に1つに、「質問を考える能力が高い」がある

独学が上手く頭が良いと言われる人であればあるほど、インプットした情報に対する質問のフェーズがある

 

具体と抽象の関係でもある

具体的な事例から抽象的なことを理解するようになる

ある程度具体を知らないと抽象も分からない

具体から抽象を引き出す手段こそ質問

 

WHAT→WHY

一見当たり前なことについて、それは何か「WHAT」と問う

「なぜ、立場がいちばん低い人がタクシーの助手席の座るのか」

①立場がいちばん低い人とは何だろう?→他の人よりも率先して面倒ごとを引き受けるべき人

②タクシーの助手席とは何だろう?→後部座席ではなく、運転手の隣(行き先の指示をする席)

 

独学自体にも何故を向ける

「自分の独学そのもの」に対しても何故を問うていく

「さっきの1時間は何を目的に勉強したか?」→なぜその勉強をしているのか、何の目的があったのか

目的のあるなしで、その練習の効率が大きく変わってくる→自分の独学にも何故を問いかけること

 

確認テストの結果を目的にする

自分で確認テストをしてみて、その結果を目的にする

 

人は失敗からしか学べない

東大生が優れているのは「間違えても良い」という精神

「できない」を「できる」に変えるために、独学をしている

自分ができないところが明確にわかるから

やるべきことが明確になり、効率的な努力が可能になる

本番以外のアウトプットはすべて検証である