いつも頑張って

頑張って 頑張って


いつからか

満たされなくなって


満たされたくて

汗をかいて


流れた汗が

机に雫を落として




少しずつ乾いて

部屋の匂いに変わる


自分の匂いに包まれて

何だか 泣きたくなって


雨が降り憂鬱で

夏を遠ざけた




秋が来る

夏の匂いの残る

生温い風に乗って


明日が必ずあって

昨日がひょっこり顔を出す


何ができるだろうって

たまに考える


何事も好転してるように思えず

誰かが苦しむ形にしかならない


別に誰かを傷つけたいわけでなく

助けたいとか助けられないとか




満たされたくて

肯定されたくて


どうすればいいかわからなくて





それでも、生きてゆく

最近疎遠になってた祖父母の家に帰る
久々に降り立った富山は
あの頃と同じ風景だった

家の中は地デジ化テレビだったり
ベッドなどが増えていたけれど
優しい風が吹く居間だったり
田んぼの脇にあるお墓も変わらなかった

親が転勤族で故郷と言える場所はないけれど
ここはあのときの面影を残したまま
僕を向かい入れてくれる場所なんだ

明日さいたまに戻る
渋滞に巻き込まれないで帰れるかな…

よく耳にする言葉だが

人間は良くも悪くも忘れる生き物だ


過去の楽しかった出来事

哀しかった出来事


そういった経験した事を

鮮明に記憶に留めておくということ

それが難しい事なのだと思う


それは 性格の問題かもしれない

それは 目の前の生活のせいかもしれない


自分の生活を日常と捉えると

今の生活は平穏だと言えるだろう


日々メディアを通して報道される出来事を

意識してか無意識にか目にすることが

少なくなってきている



失望されるかもしれないが

やはり 違った場所で起こっている出来事なのだ





がんばろう日本

日本の力を信じてる





そういった言葉のCMを良く目にする

ただ 少しずつ風化していっている


慣れとは怖いもので

繰り返し五感で感じる出来事は

それも日常に括られてしまうのだ


ガソリンが普通に手に入り

食べる物に困らない

テレビもそんなに見ない


体の奥では何処か違う日常でも

生活している今この時間は

あんなに悲惨な出来事が起きても

過去にカテゴリされるようになる


現在進行形で起こっている出来事が

何処か遠くで起こっているような気がして

実際 今ココで直面していないから


今のこの生活を続けていく為に

昨日と同じ事をしている

それが当たり前になれば

それ以降変わることのない日常なのだ


何が不謹慎なのか感覚が麻痺して

今生きている日常が正しい事なのか

わからなくなってくる




なんだか自分がとても哀しい人間な気がする