せっかくの休みだというのに

朝目が覚めてみると

何やら頭がボーっとして悪寒がする

熱を測ってみると37.8℃

一日の予定が無くなってしまった

(もと元からないのだけれど)



母親におじやを作って貰い

食欲のない身体に流し込み

半分が優しさでできた薬と風邪薬を飲んで寝る



ここの所疲れてはいたものの

食欲が無くなるくらいで

風邪の予兆はなかったので油断していた



夕方まで寝てもう一度検温

38.5℃まで体温が上昇

なんてこったい



近場の病院にふらつく体で診察に行く

診療時間終了間際のせいか比較的空いていた

広くて開放的なデザインの待合室

新しい建物らしく 外の景色が見渡せるようになっていた



精神神経センターと名付けられた病院

家から近くてないかの外来があるという理由で受診したが

最近 自分が精神が病んでいるのではないかと疑問を持つようになった


高校生時代から顕著になった他人が噂しているのではないかという感情

他人と上手くコミュニケーションが取れないと感じる不安

日常生活や仕事上での物忘れが酷いこと

精神疾患を疑い出せばキリがない

不安になってネットで調べたりもしてみた



病院の開放的な空気

診察してくれた神経内科女医の『無理しないで』の言葉

その言葉を聞いた時に涙しそうになった


職場の直属の上司にも相談してみた


仕事に関しては真面目でポーカーフェイス

けれど 自分の失敗や不安には真摯に答えてくれる





『自分自身を良く見せようとする必要はない』

『わからないのは当たり前なのだから正直に聞けばいい』

『他人がどう思っていようが気にしなくていい』

『すぐに謝る癖があるけれど、謝らなくていいんだよ』

『焦らなくいい』





本当に救われるような言葉をかけてくれる

仕事上ではいつも不機嫌そうな顔をしている人

理解できない自分になるべく分かりやすく伝えようと努力してくれてる



そんな上司にも素直にわからないことをわからないと言えない

自分自身を良く見せようとしてしまう

他の誰かの目を気にしてしまう

本当の自分を出し切れてない自分がいる



信頼できる人だということはわかる

けれど やはり何処かで自分と違うという事を理由に

緊張してしまい相手の出方を考えてしまう

上手く感情を言葉にすることができない






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薬の影響もあって熱も下がり

翌日の仕事に行く事ができた

せっかくの休みが熱でつぶれた事を話した

相談にのって貰った夜に作ったデータを見て貰った

そのデータは良かったものの、再提出の書類が余り良くなかった

少し気持ちが落ち込んでしまった


けれど 今日は以前より人の事を気にしないで仕事ができたかもしれない


少しずつ前進していけるだろうか

この不安は少しずつなくなっていくのだろうか

もう少しだけ 頑張ってみようと思う



僕に気を使ってくれる人

僕に気を使わない人


どちらを選べと言われて

前者を選びそうになる


でも 実際その場にいる時

気を使ってくれる人とは

あまり 楽しくなかったりする


気を使われてるのが分かるから

こちらも気を使ってしまう




僕に気を使わない人は

僕が振った話を放置して

違う話題に持っていったりする


一瞬 なんだよって

イラっとする時があるかもしれない

僕の事を嫌いなのかなって思うかもしれない




僕は友人に聞いてみた


こういう時ってどういう反応をすればいいんだ


すると友人は答えた


お前はそのままでいいんだ





上手く話題を振れないのにそのままでいい?

最初は意味が分からなかった





すると 友人はこう続けた


お前の100%がそれならば、120%は出せない

100%のお前がそれ以上頑張る必要はないんだ

相手の期待になんて答えなくていい

今のお前の100%を出せばいい




毎日を生活する上で

僕らは少しずつ経験を積み重ねる

その積み重ねた経験が

今日の自分を形成している


何もしないのとは違う

日々積み重ねていったものを

出していけばいい





友人はこうも言った


お前が俺に遠慮する必要なんてない

俺とお前の仲は遠慮をする程のものなのか






打ちのめされちまったよ・・・

部屋を出るのすら億劫になって

休みだというのに眠ってばかり


お笑いのDVDを見て

笑ってはみるけれど

以前のように自然に笑えない



変わったのかな

変わってしまったのかな


なんて 考えて

なんにも変わりはしないではないか

とも同時に思うのです




一本の木があるとして

それが上に少しずつ伸びていく

枝別れしてどんどん複雑になる


近所にないだろうか

たくさんの鳥が集まる大きな木が


きっと 枝分かれしすぎてるんだ

いらないものではないけれど

ちょっと負担になる枝も残ってる


大きく広がりすぎた枝の上に

色んな鳥が集まり鳴く

鳥達のさえずりも

集まりすぎると騒音へ変わる


自分を構成するものが積み重なり

それを見る人の視点が変わる

最近の若者として 新入社員として という具合に




変わったのかな

変わってしまったのかな


笑いのツボは同じはずなのに

それを見る自分の環境が変わってしまった


けれど 根本は変わらないよ

たまに確認 自分らしさ


なんだ 大丈夫

悩んだら一周して戻ってくるんだ


自分自身本来の姿に