売らずに売れる雑談営業術|村尾政則公式ブログ

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営業が苦手だった僕が、説明ゼロ・準備ゼロ・名刺ゼロでも契約が取れる「雑談営業術」でトップセールスに。
口下手でも売れる営業術、非認知能力を活かしたコミュニケーション術、スタエフ配信の裏話などをお届けします

成果を出している。
評価もされている。
任される仕事も増えている。

それなのに、なぜか満たされない。
周りからは、さらに結果を求められる。

もしあなたが経営者や管理職なら、
一度だけ、立ち止まって考えてほしい。


あなたは、人を「存在」として見ていますか?
それとも「機能」として見ていますか?


人を「機能」で見る組織で起きていること

人を機能で見るとは、

  • 成果を出す人

  • 使える人

  • 任せたら安心な人

として扱うこと。

一見、合理的で正しそうに見えます。
でも、その中にいる人は、こんな感覚を抱きます。

「私は、役に立つ間だけ、ここにいていい」

この感覚が続くと、

  • 本音を言えなくなる

  • 相談する前に、自分で抱え込む

  • 弱さを見せられなくなる

そしてある日、
何も言わずに、静かに離れていく。


実はわたし自身、職場に居場所がなかった

ここからは、少し個人的な話をさせてください。

実はわたし自身、
長い間、職場に「居場所がない」人でした。

結果は出していました。
頼られることも多かった。
周りから見れば、順調に見えていたと思います。

でも、心の中ではいつもこう感じていました。

「この場所にいる理由は、
“わたし”じゃなくて“結果”なんじゃないか」

ミスをすれば評価が下がる気がして、
弱音を吐けば、期待を裏切る気がして、
気づけば「役に立つ自分」だけを演じていました。


結果を出しても、満たされなかった理由

どれだけ成果を出しても、
どれだけ感謝されても、
なぜか心は満たされない。

それは、

  • 行動は認められていた

  • 能力も評価されていた

でも——
存在そのものは、承認されていなかったから。

「何もしなくても、ここにいていい」
そう感じたことは、一度もなかった。


周りが結果を求めてきた本当の理由

周りが厳しかったわけではありません。

むしろ、

  • 期待してくれていた

  • 信頼してくれていた

  • 任せれば形にしてくれると思われていた

だからこそ、
次の結果、次の役割、次の責任が増えていった。

でもそのたびに、
居場所は少しずつ狭くなっていった気がしました。


離職の本当の原因は、条件じゃない

だから今、断言できます。

人が辞める理由は、

  • 給与

  • 休み

  • 制度

だけではありません。

「ここにいていい気がしない」

この感覚が続くと、
人はどんな条件でも、離れます。


承認には3つの段階がある

多くの組織がやっている承認は、ここまで。

  1. 行動承認
    「よくやった」「成果が出たね」

  2. 思考承認
    「その考え方は正しい」「理解できる」

でも、人が本当に安心するのは——

  1. 存在承認
    「成果が出ていなくても、
     迷っていても、
     あなたはここにいていい」


存在承認があると、人は辞めなくなる

存在承認がある職場では、

  • 完璧じゃなくても話せる

  • 途中経過でも相談できる

  • 弱い自分のまま、関われる

すると不思議なことに、

  • 人は自分で考え始める

  • 責任から逃げなくなる

  • 組織に残り続ける

安心が先。成果は後。


まとめ|離職を止めたいなら

  • 人を機能で見るほど、居場所はなくなる

  • 結果だけを見続けると、人は疲弊する

  • 存在を見たとき、人は初めて残る

実はわたし自身、
居場所がなかった側の人間です。

だから今、
人を動かす方法ではなく、
人が「ここにいていい」と思える場をつくっています。

離職を止めたいなら、
まず制度より先に、
存在承認を整えてください。

人は、
評価される場所ではなく、
安心できる場所に残ります。