売らずに売れる雑談営業術|村尾政則公式ブログ

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営業が苦手だった僕が、説明ゼロ・準備ゼロ・名刺ゼロでも契約が取れる「雑談営業術」でトップセールスに。
口下手でも売れる営業術、非認知能力を活かしたコミュニケーション術、スタエフ配信の裏話などをお届けします

「今、幸せですか?」

もしそう聞かれたら、
昔の私は迷わずこう答えていました。

「はい、幸せです」

でも今振り返ると、
それは“本当の幸せ”というより、
自分に言い聞かせていた言葉だったと思います。


前向きでいなければ、生きられなかった

私は毒親育ちです。

幼い頃から、
・空気を読む
・機嫌をうかがう
・期待に応える

それが当たり前でした。

本音を出すと否定される。
感情を出すと責められる。
だから自然と、こう学びました。

「前向きでいれば、怒られない」
「大丈夫なフリをしていれば、生きていける」

この生き方は、
**子どもの頃の私にとっては、必要な“知恵”**でした。


「私は幸せです」は、心を守る呪文だった

大人になってからも、その癖は続いていました。

仕事がつらくても
人間関係がしんどくても
評価されても満たされなくても

それでも私は、こう言い続けていました。

「私は幸せです」
「ありがたい環境です」

前向きであろうとしました。
感謝しようとしました。
ポジティブでいようと努力しました。

でも、不思議なことに
前向きでいようとするほど、苦しくなっていったんです。


幸せを「感じよう」とするほど、現実が動かない

ここで、ある違和感に気づきました。

「幸せは心の持ちよう」
「感じ方を変えればいい」

たしかに一理あります。
でも、それだけをやっていると

・現実は変わらない
・人生が動かない
・エネルギーが湧いてこない

むしろ、
感じ方だけでフタをしている状態になっていました。


幸せと幸福は、同じじゃなかった

そこで私は、初めて言葉を分けて考えるようになりました。

  • 幸せ:心の状態、主観

  • 幸福:福がある、現実に存在するもの

幸福の「福」は、
・役割
・仕事
・誰かの役に立っている実感
・循環

現実の中に“在る”ものです。

私は「幸せです」と思い込もうとしていたけれど、
現実には“福”がなかった。

だから、どこか虚しかった。
だから、前向きでいるほど苦しかった。


毒親育ちが落ちやすい、ひとつの真実

毒親育ちは、
「幸せでいなければならない」
という思い込みを持ちやすい。

それは弱さじゃありません。
生き延びるために身につけた、生存戦略です。

でも、大人になった今、
その戦略はもう卒業していい。


必要だったのは「自分の幸せの定義」だった

私が本当に必要としていたのは、

「幸せを感じること」ではなく
「自分は、何をもって幸せとするのか」を決めること

でした。

・どんな時にエネルギーが上がるのか
・どんな役割を果たしている時に、生きている実感があるのか
・誰に、何を渡したいのか

これを自分の言葉で決めたとき、
人生が少しずつ動き出しました。


幸せはスタート、幸福は結果

今、私はこう考えています。

幸せは在り方
幸福は結果

在り方を整え、
行動し、
現実が動き、
福が生まれる。

この順番があって、はじめて
エゴではない幸福に近づける。


最後に

もしあなたが、

「私は幸せです」と言い聞かせながら
どこか苦しさを感じているなら、

それはあなたが弱いからじゃない。
間違っているからでもない。

ただ、
次のステージに進むタイミングなだけです。

幸せを思い込む人生から、
幸福をつくる人生へ。

その一歩として、
まずは、
自分の幸せの定義を、決めてみてください。