わたし、犬猫の爪切り得意なんです | 【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

鹿児島で動物病院を経営しつつ、飼い主さんがペットに1つでも多くできることを提案できる場として、ペット関連のイベントや講演をしています。
http://www.ruoona.com/
http://www.alohapet.info/

こんばんは。

 

わたし、犬猫の爪切り得意なんです!と豪語しちゃうアラフォー獣医師 浜崎菜央です。

 

{F50E6C44-0776-439C-971C-1ED4A09DA23E}

 

「・・・というか、獣医やトリマーなら爪切り得意に決まってるやろ」

 

と突っ込まれそうですが・・・

 

 

わたしの場合、

 

1日あたりの爪切りをこなす数が

 

全然違うんですびっくえいマーク

 

 

なぜ?


どーゆーこと??

 

 


前の職場もそうだったのですが、

 

うちの動物病院の場合、

 

再診料の中に、

爪切りや耳掃除、足裏の毛のカット、肛門腺絞りが含まれてるんです。

 

 

 

だから、診察に来たすべての犬、猫、うさぎ、ハムスターなどなど

 

み〜んな爪切りするわけなのです。

 

 

前の職場で代診時代も含めると、

 

もうどれほどの数の爪切りをこなしてきたことか・・・

 

毎日何十頭もの爪切りをこなしてきているわけだから、

 

爪切りに対して、すごく鍛えられているってわけ。

 

 

 

その辺の獣医さんやトリマーさんよりも、

 

たっくさんの爪切りをしてきてるわけなのです。

 

たぶん・・・ね・・・

 

 

 

ざっと計算しただけでも、


年間1万以上の爪切りをこなしてるはず・・・笑

 

 

 

そうなると、

 

わたし、犬猫の爪切り得意なんです

 

って言っちゃいたくなる気持ちわかるでしょう?笑

 

 

 

猫の場合、触られるのが苦手な子も多いから、

 

爪切りは犬に比べてコツがいるのです。

 

 

猫は一度イラっとさせてしまうと、怒りのスイッチが入ってしまって、

 

収集がつかなくなってしまうという現象が起こります。

 

 

 

だから、猫の爪切りをするときは、

 

スイッチが入る前に、いかにすばやく爪切りを終わらせられるか?

 

どれだけ短時間で爪切りを済ませることができるか?

 

が鍵を握ります。

 

 

 

わたしの場合、猫のかたっぽの前足の5本の指の爪切りにかかる時間は・・・

 

おそらく10秒以外でしょうか

 

 

 

リズムよく爪切りを終わらせ、

次の足の爪切りにとりかかる・・・

 

 

怒りっぽい子

爪切りが苦手な子

に関しては、

 

特に集中して爪切りします。

 

 

 

全部の足の爪切りを終わらせるまでは

 

とにかく怒りスイッチを入れないように集中・・・

 

なるべく数分以内に終わらせること。

 

 

 

終わったときのホッと感は半端ありません笑

 

 

 

日々訓練を受け、

 

時短に時短を重ね、

 

どんどんスピードアップしております

 

 

 

飼い主さんからは

 

「さすがだわ〜。もう終わったの?」

 

って言われることしばしば。

(これはどこの動物病院でも、トリマーさんでも言われるはず)

 

 

 

 

そう言われると、いつも

 

「だって仕事ですから・・・

 毎日何十頭の爪切りしてますもん〜

 

って答えるようにしています。

 

 

 

 

爪切りって単純な作業だけど、

 

わたしにとっては大事なことの一つ。

 

 

 

爪切りを怠ると、

 

血管や神経が伸び続け、

 

爪が長いわりにあまりきれなくなってしまうんです。

 

 

 

爪が長い状態でいると、

 

足の重心が取りにくくなって、

 

ヘルニアなどの病気を引き起こすこともあるんです。

 

 

爪が長い状態って、

 

わたしたちで例えると、ハイヒールをはいた状態でいるようなもの。

 

 

そりゃ、足腰に負担かかりますよね?

 

 

ましてや、人はハイヒールを脱いで、裸足の時間があるけど、

 

犬は四六時中同じ条件のままなのだから、

 

もっともっと負担がかかりますよね?

 

 

 

だから、爪の長さって大事なんです。

 

 

 

どんなに忙しくても、

 

きてくれたみんなの爪のケアをしてあげることは、

 

わたしの患者さんへの気遣いであり、こだわりなんです。

 

 

 

そのこだわりが元となり、訓練場所となり、

 

わたし、犬猫の爪切り得意なんです

 

って豪語できるほどになってるってわけ。

 

 

 

これから先もこのことはやり続けるから、

 

きっと爪切り選手権があったら(絶対ないけど笑

 

上位に入れるはず・・・笑

 

 

爪切りをあっという間に終わらせてほしいという方、

 

ぜひお越しください笑