こんにちは
いま、電車移動しております。

出張パーソナルの帰りです。
渋谷のスポーツクラブへ再び戻っております。
※ さて、ここから 骨のはなし です!

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さて、あなたは電車に乗っています。
優先席ではなく、普通の座席に座っています。
しばらくすると
目の前に
初老の男性が来ました。

白髪で足腰は 少しだけですが弱ってそうです。
杖はついていません。
推定、、、75歳 前後 でしょうか!?
あなたは
席を譲りますか???
5秒間の シンキングタイム スタート
はい。
終わり。
席を譲りますか!??
席を譲る!
と張り切って答えたあなた、、、
残念ながら
あなたは、本当の優しい人ではありませんね
えっ!?
わたし? ですか?
あ、私は
絶対に席を譲りません!!!
いじわる?
若者のくせに?
いやいや、だってね、、、
席を譲らない方が 目の前の初老男性への
愛なのですからね。優しさなんですよ。
だから、席は譲りません!!!
ん?
ん?
なぜならば、、、
いまにも杖をつきそう?な
その初老男性に席を譲って座ったら
その男性の脚の筋力は落ち、筋力だけでなく
実は、骨も弱くなるのです。
つまりね、
つり革につかまり、バランスを取ってもらい
一生懸命 立っているからこそ
骨も筋肉も強くなるのです。
デービスの法則
というのがありましてね、、、
簡単に言えば
骨は長軸方向に圧縮力がかかると
強くなる性質があります。
要は、座ってしまったら
太ももやスネの骨に長軸方向に負荷がかからないですよね?
立っていれば、太ももやスネの骨に長軸方向に体重という負荷がかかり、もし荷物を持っていたら
荷物の分まで負荷がかかるわけです。
最高ですよね!
立っていれば、その方は、今後、しばらくは
杖をつかないで生活できるかもしれないのです。!!!なんて素敵!!!
だから、張り切って 席を譲るなんて残酷。
もう一回、言いますよ?
高齢者に席を譲る人は本当に残酷!!!
だから、私は席を譲りません。
私は年だから、譲ってほしい。
って雰囲気を満々に出してくる
高齢者には特に譲りませんね。
いやいや、本当は譲って差し上げたいですよ?
だって、だって、
私は立ってても座ってても
別にどっちでもイイんですもの。
けど、譲らないのは 目の前のあなたの事を想っているからなの....❤️
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えっと、この話ような状況は意外と誰もが?
体験した事あるのではないでしょうか。
席を譲る。譲らない。迷う。
これからは、堂々と座ってていいんですよ。
脱、ロコモティブシンドロームに限りますが。
ヒトの骨は長軸方向に圧縮力がかかって強くなるのです。
1日24時間の中で 最低でも 最低でもね
3時間は立っていないといけません!!
日々、破骨細胞(こわされる)と
骨芽細胞(つくられる)を繰り返しているのです。
筋トレは、骨に対して長軸方向に負荷がかかる種目とかからない種目があります。
僕のパーソナルトレーニングでは
ほとんどが骨に対して長軸方向に負荷がかかるように考えて※種目選択をしております。
※ 既往歴によって例外はありますが
基本的には長軸方向に負荷がかかる種目
これを覚えておいてください!!
長軸方向にかかる種目
腕立て伏せ、スクワット、逆立ち、ジャンプ、
レッグランジなどなど。
まとめ。
おうちにいるお父様、お母様、ご兄弟、姉妹、親戚、そして、目の前にいる初老、高齢者、子ども、老若男女。
みなさん、出来るだけ 立って運動しましょう!
皆さんにおいて、しっかり立って
自分の身体を支えてコントロール出来る力を
手に入れる。または、磨きをかける為にも。
その場で足踏みでもイイ。
その場でジャンプを10回してもイイ。
逆立ち、壁倒立してもイイ。
電車で立って、かかと上げ10回やってもイイ
とにかく、運動も日々の生活も
この骨に対してどのような動きが
長軸方向に負荷が かかるかなぁ?って
考えながら生活してみてください。
僕は電車で、そんな事を考えております。
では、また。
骨の成長に必要なのは
長軸方向への負荷をかける事
たんぱく質、鉄分、ビタミンCを摂って
日光に当たる事です。
テストに出ますよ。
追伸→初老の方が 僕の事をじっと見つめてくるので、瞬間的に譲りました。(笑)
僕は 偽善者で残酷なヤツです。
(笑)