「みんなうんち」
絵本の題名(五味太郎著、1981)。
近年多くなった3歳過ぎの子の「排便をパンツにして困る」
という問題は、祖父母同居の家族の中の子どもに何故か多い。
それば、祖父母と母親との水面下の揉め事に心を痛めている
子供の一つの表現と受け取ることができる。
言語表現の未熟な低年齢の子どもにとって、本書の書くページごと
に示されるさまざまな表情や態度が自分の真実の心の叫びとして
こだまする。
トイレで排便したくともできない不安に満ちた子どもに、勇気を与える
絵本である。
育児相談のなかで、ページごとに緊張の度合いの違う微妙な反応の変化を、
母親自身に気づかせながら子どもの気持ちを知ることの大切さも
同時に母親に伝えられる絵本である。
(「カウンセリング辞典」より)
去年、ある人を介してこの絵本の著者である五味太郎さんの本を出版している
会社の社長さんとカウンセリングのお仕事をさせていただくことになった。
そして、今年一発目の「あいうえお」ブログを書くためにカウンセリング辞典を
開いたところ、なんとこの項目が!
嗚呼、出会いとはなんと不思議なものよのぅ。
年末からいろいろなものが動きだしている気がする。
今年は、やっとこさ「蒔いた種」が目を出すか・・・・!? フフフ。