弁別訓練
カウンセラーがクライエントに提供できるもののひとつは、
彼らが自分たちだけの問題解決への努力から、
いつ専門家や他の社会資源の活用へと以降するかを
見極め(弁別)られるように援助することである。
わが国のカウンセリング制度の現状では、資源を活用し、
カウンセリングを受けに行くことすら知らぬ人が多い。
カウンセラーは、地域の資源のリストを作り備えておくべきである。
弁別訓練はカウンセラー自身にもいえることである。
(「カウンセリング辞典」より)
今日、カウンセラー仲間とランチをしていたときに
「最近、離婚相談とかの相談を受けるケースが多い。
法律の知識をカウンセラーが持つことは、必要なのではないか?」
という話題になっていた。
(なんとマジメっぽぉ~い。ふふ。)
産業カウンセラーは、労安法や労働関係法などの知識もカジる。
カウンセラーになってからは、新聞の法律関係の記事を読むように
なってきた。
もちろん法律家のような十分な知識は望めないが、
クライエントの方に対してメンタルの部分に寄り添うことはもちろん、
どんな場所や人に知りたいことを聞いて心の不安を軽減させるかを
情報提供するのも、カウンセラーには必要だよね。
専門家同士の「人の輪」も大切じゃ。