アイデンティティ
「自分が自分である」という明確な意識を維持している状態をさす。
(byカウンセリング辞典)
エリクソンさんに言わせると、
「『自分はどんな人間なのか』 ということを17~18才のときに確立する」
・・・とあるが、
(ロジャーズさんに言わせると、「自己概念」じゃな。)
それを明確に把握している人って、どれくらいいるんだろう????と思ったりする。
(なんか、前にもこんなこと書いたような気が。)
最近、クライエント以外で
「初めまして」の人に出会うことが多かった。
特に、ワシを「評価」するという作業をする人に出会うことで
その人の地位とか立場、考え方によってだいぶ評価が
変わるんだぁ~と思うと、
たまーに「自分がどんな人間なのか」が
つかめなくなることもあるのよね。~
そしたら、昨日読んだ本に
キャリアカウンセリングに携わったスーパーが
90年代に発表した「アーチモデル」といのを見つけた。
(この人のは、キャリアライフレインボーってのが有名よね。)
それによると、「自己」とか「自己概念」っちゅーのは、
個人的要因(性格・・・興味とか価値観とか欲求とか)
と
社会環境的要因(社会・経済状況)
・・・・の2つを柱とした
アーチの一番上に存在しているものだと言っている。
確かに
学校でも会社でも、家庭でも、
環境を変えると、
「自分が考えている自分」
ってだいぶ変わる気がする。
自分の居場所が「自分のいるところ」だって感覚は、
大切なんだねぇ~
「自分の心地良い場所」を探したり作ったりするのも
アイデンティティの確立なのねん。