人生で1番、後悔していること。


それは

自分には合わない精神科に

違和感を抱きながら通い

不安を抱えたまま沢山の薬を飲み続けたこと。


気がついたら

抗精神薬依存症になっていたこと。


悔やんでも悔やみきれない。

それくらい後悔している。


依存症に完治はない。

良くなっただけであり

治ったわけではないのだ。


私のように

治療の一貫を一生の後悔にしないために

精神科に通っている人がいたら

精神科の薬を飲むか迷っている人がいたら

迷っている間は飲まない方が良いよ。

よく先生と話し合って

よく先生の話を聞いて、自分の話もして

それから決めてほしい。


私は

そんなふうに先生と話し合うことを怠った結果

自分には本当は必要のなかった薬まで飲み続け

薬を手放さなければ危ないと言われたときに

私は最初で最後であろう、生き地獄を味わいました。

目眩、吐気、嘔吐、頭痛、シャンビリ、幻覚、幻聴、不安、焦燥感。

これらの症状と毎日向き合いました。

苦しんで苦しんで苦しみ続けた。

その先にあるものなんか、考える余裕もなかったし

消えたい毎日だった。


世の中にはね

素晴らしい医者、看護師ばかりじゃないの。

良い大人ばかりじゃないのと一緒よ。

知りたくないことかもしれないけれど

知っていた方が良い。


私は

その当時の医者を今でも許せない。

あのとき、薬漬けにした医者を今でも許せない。

もし

一度、会うことが叶うとしたら

私が言いたいことはひとつ。

「私の人生を返せ」


私の人生を返してほしい。

依存症は、そのくらい怖いのよ。

もう二度とあんな思いはしたくないと思う一方で

いつかまた手を出すかもしれない恐怖と

毎日毎日、闘っているの。

毎分毎秒、闘って生きているの。

こんな思い、誰にもしてほしくない。


自分で

正常な判断が出来ないと思ったら

親でも家族でも友達でも彼氏彼女でも良い。

誰かと病院に行くの。

一緒に行った人たちも薬が必要だと感じたのなら飲めば良い。

でもね

今の病院にたどり着くまで

精神科をたらい回しにされた私が言えることは

どんなに人と目を合わせたくなくて

下を向いていても

あなたと向き合う気持ちがある医者なら

必ずあなたから目はそらしません。

大事な話をするときに

カルテを見ていたり、カルテを打っているような精神科医は

私は信用出来ない。


精神科の薬について脅すつもりはない。

正しく使えば怖くなんてないの。

ただ、考えてほしい。

自分が正しく使える環境に身をおいているか否か。

そして

その薬は信用出来る医者が処方したのか否か。


私は

全てが真逆で

全てを知らずに、怠ったために

10代後半からずっと依存症と闘っているの。

これから先も闘い続けるの。

闘いをやめることは出来ないの。


こんな思い、誰にもしないでほしい。

こんな苦しみ、誰にも経験しないでほしい。