「◯◯ちゃんが出来ることは本当に上位数%だと思うよ。」
と精神科で言われた。
私は映像記憶、写真記憶、音記憶が
ずば抜けて長けている。
映画は一度見たら
自分の頭のなかで何度も再生可能だし
テキストや教科書は一度みたら写真のようにパシャパシャと暗記が出来て
次から次へと頭に出てくるし
クラシック音楽で歌詞がなくても何分何秒に曲のどの部分が流れ、楽器が何かもわかる。
体内時計はきっちりしているから
時間がどのくらい経ったかも瞬時にわかる。
精神科の領域に立って長い私の主治医は
長い医者人生のなかで
それが出来る人に出会ったのは
私で2人目らしい……。
そのくらい珍しいって。
簡単な計算は出来ないけれど
複雑な計算は暗算出来るのも不思議だと言っていた。
「天才もバカも紙一重ってことね。」
と先生に言ったら
「それ、本当にあると思うわよ。」
と笑って言っていた。
私は上位数%に入ろうが
優等生だろうが
バカな一面があろうが
それが私なんだよね。
私は私のままで良いのだから。
上位数%も、優等生も、バカな一面も
自分では変えられないのよ。
変えられないことは、そのままで良い。
私はそう思っています。