降りのこしてや光堂
住替る代ぞひなの家
雪のいや重け吉事
為むすべをなみ
おりとてはらりと
半ばに出かねたり
朝日ににほふ山桜花
けふの御幸に逢ふぞ
神さりましし大君の
い寝にけらしも
色もかはらざりけれ
万緑の中や吾子の歯
散ればこそいとど
馬をさヘ眺むる雪の
ちょうしんるこつ
如是我聞
にょぜがもん
ませんてっけん