病院の待合室で。
成長とともに、体格も大きくなったのですが、
体全体から見ると、後肢は細くて弱い感じでした。
9月下旬ごろに、散歩で後ろ足を擦ったのか、左後ろ足の爪から出血しているとスタッフから報告がありました。
その後、散歩中の歩き方が、どうもおかしいとボランティアさんからも報告。
子犬時代の嬉ションが大きくなってもずっと続いていることも気になります。
排泄のコントロールがうまく出来ていないのかも。
河川敷まで歩かせていくには負担なので、車でビューンと連れていってあげたいけれど。
土の上だと、足の負担も少ないかも。
10月3日、避妊手術の予約を入れていたので、
その際に脊椎と後肢のレントゲン検査をしていただきました。
骨には異常が見られない、とのことで、何か神経系の問題でヘルニアの疑い。
反射の検査では、後ろ足のつま先の戻りが悪く、特に左側のナックリングが大きく見られました。
2週間の安静とステロイド投与で様子を見ることになりました。
2週間の安静後、軽くお散歩を再開しましたが、やはり後肢のナックリングが時々見られます。
今度は、整形外科で診ていただくことにしたのです。
10月28日の諸検査では、やはり骨には問題はありませんでした。
股関節
膝蓋骨
横から
右の膝蓋骨
まだ成長中の骨です。
左の膝蓋骨
背骨
右後ろ足の指
左後ろ足の指
骨に異常がないとなると、やはり神経の問題だろうとのこと。
脊椎の中の神経に異常があるのか、
先天的な異常なのか、後天的な異常（事故や転落等で強打したなど）なのか。
詳しくはＭＲＩ検査などしてみないとわからない、とのことでした。
10月28日の結果
体重17.4キロ
レントゲン検査
神経学的な反射の検査等
レントゲン検査 異常なし
（股関節、膝関節、足首、足指、脊椎）
踏み直り反射 問題なし
膝蓋腱反射 大きい
※通常レベル2くらいのところ、レベル4
※膝蓋腱反射が強い場合は脳から第４～５腰椎の間に問題がある
【総合診断】
第三胸椎から第三腰椎の間の脊髄の何かしらの病変が疑われる
後ろ足がエックス脚
尿漏れあり
後肢は左足の麻痺（ナックリング）が強いが、右足の反射も悪い
成長期なので、
生後10〜12カ月くらいまで経過をみる
悪化するようならMRI検査
散歩は15〜30分程度、ゆっくりなら可能、
激しい運動はさせない
足を引き摺るようなことがあれば休ませる
★投薬★
神経に効くアンチノールを毎日2粒投与。
※モエギタブ、モエギオイルでも可
1頭のご縁が決まれば、次の1頭を引き出せます。
どうかご縁がありますように。
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