3月上旬に相談があった多頭飼育問題。
飼い主さんから、これ以上、数が増えては困るので、子犬の里親探しと不妊手術をご協力いただけないかの相談でした。
別件の多頭飼育崩壊現場があったのと、子犬がまだ2月末に産まれたばかりだったので、少し時間を置きました。
そろそろ開始です。
犬たちは室内飼育です。
成犬15頭（オス6頭、♀9頭）
最初は3年前に雑種のオスの子犬を貰ったことから始まりました。
＜内訳＞
①マルチーズ系♀10歳（この子は奥様が飼っていた犬）
②MIX♂3歳（2015年12月生まれ） 10～15キロ
③MIX♀2歳（2016年12月生まれ） 8キロ
④MIX♀2歳（2016年12月生まれ） 8キロ
⑤～⑩は兄弟 ②×③の子供
⑤MIX♂1歳（2018年1月生まれ） 6キロ
⑥MIX♂1歳（2018年1月生まれ） 6キロ
⑦MIX♂1歳（2018年1月生まれ） 6キロ
⑧MIX♀1歳（2018年1月生まれ） 6キロ
⑨MIX♀1歳（2018年1月生まれ） 6キロ
⑩MIX♀1歳（2018年1月生まれ） 6キロ
⑪～⑮は、2頭の親から？
⑪MIX♂5～6ヶ月（2018年10月生まれ）
⑫MIX♂5～6ヶ月（2018年10月生まれ）
⑬MIX♂5～6ヶ月（2018年10月生まれ）
⑭MIX♀5～6ヶ月（2018年10月生まれ）
⑮MIX♀5～6ヶ月（2018年10月生まれ）
2月下旬に産まれた子犬
3頭の母犬から、合計11頭
さらに、もう1頭、産みそうなお腹のメスがいるとのこと。
多頭飼育の始まりは、2～3年前に、オスメスを迎え入れて（②③④）、不妊手術しなかったこと。
昨年の2回の出産で、11頭増えて、さらに今年既に11頭が産まれています。
倍々ゲームのような繁殖力。
本当にここで相談する気持ちが動いて、手遅れにならずになんとかなる頭数でした。
15頭の犬は、不妊手術が終わったら、飼い続けたいそうですが、今後のことも考えて、10頭以下に減らすことも提案しています。
予定としては、
3月31日に現地視察
4月4日（木） いながき動物病院 匝瑳分院にて♂6頭、♀4頭の手術
※子育て中のメス3頭＋出産間近のメス1頭は、5月ごろの手術予定
※10歳のマルチ系のメスは、健康状態を確認してから手術の検討をします
手術費用は、飼い主さんの負担です。
分割になりますが、支払いの意思はあるので、責任を持ってお願いしています。
子犬の里親探しは、離乳後の引取になりますので、お願いできる団体様等、ボランティア様がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。
この現場は、けいせつ基金の角さんもお手伝いに入ってくださいます。
いながき動物病院 匝瑳分院も今年の1月オープンということで、鹿嶋分院と共に、どんどん手術が進む場所になりますように。
もう個人的には、不妊手術はお金がかかるからやらない、という飼い主さんがいたとしたら、お金の話はあとでいいので、先に手術だけしてください、と言いたいくらい、本当に多頭問題は切実な問題です。
ここで食い止めないと、後々もっと大変になることが目に見えています。
不幸な命を増やさないための不妊手術の促進。
千葉でも茨城でも、どこでも大事です。
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