めん徳 二代目つじ田(十勝新津製麺)
「石神本」で知られるラーメン王、石神氏を唸らせたラーメンが、遂にカップラーメンで登場です。
新津製麺のカップラーメンの特徴は、何よりその麺にあります。何度も冷凍と解凍を繰返して乾燥させた氷結乾燥ノンフライ麺は、カロリーが低く腰が強い個性的な麺です。この麺の作り方、門外不出だと言う事で、TV取材でも現場を見せた事がないほどです。
強い魚介の風味は添付の具に含まれる粉末だけでなく、スープからもしっかり味わえます。いわゆる豚骨魚介ですが、豚骨もしっかりしていて、魚介はさらに強い風味を醸し出している。このスープはなかなかです。
新津製麺のもう一つの特徴は、具がレトルトな事。これは好き嫌いはあるでしょうが、チャーシューやメンマの瑞々しさを味わいたいなら、レトルトは正解です。ただ必然的にその汁も入ってしまい多少ながらもスープのバランスが壊れるような気がします。多少ではありますが、折角ここまで作りこんだ液体スープを基にするのですから、このレトルトの具にはもう一工夫あっても良いかもしれません。
スープ良し、麺良し、バランス良しで文句なし。カップラーメンでよくここまで作れるなあと思えるほどです。
これもまた、「時代の空気を味わえるカップ麺」 の一つ、ナイスな一杯でした。
