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値上げ

一次産品価格の上昇は誰もが知るところです。

以前であればガソリン価格が1年強で40円も上がれば、

銅やアルミの価格が急激に上昇すれば、

物価も上がったものですが、

昨年から今年にかけても意外な程消費者物価は上昇しない。

それは日本で特に顕著ですが、基本的には世界的にそうらしい。

IT産業などは現物としての素材が無いので当てはまらないが、

一次産品価格が上がって製品価格が上昇しないと言うことは、

その間に居る人たちは苦労していると言う事であって、

そこで勝負が起こっている。

つまり、製造力の強い企業が、もしくは鍛えてきた企業が、

地道に力を蓄えて市場を取って利益を上げてきた。

物が売れない時代に物を売る力を磨いてきて、



しっかり成果を出しているわけですから、

この経験は強いですよね。

ただ最近、やや状況の変化が起こっているようにも見える。

たとえば、原料と製品の間に位置する部品関連で、

一部値上げの動きが見え始めている。

その値上げは、海外からやってきている。

経済成長率の高いアジア、特に中国の経済成長と労働賃金上昇に影響される形で、

値上げが起こっているようです。そして、それは認められているよう。

つまり、これからしばらくは攻めの段階だということです。

21世紀の始めから力をつける努力をしてきた企業が横綱相撲をとるのか、

不調だった企業が波に乗って逆境を乗り越えるのか。

日本経済もそこは堅いので、

経済成長を伴った1%前後の物価上昇は望ましいと言われる。

逆を言えば、その1%の取り合いに勝つ事が企業の命運を分けるということです。

これって野球に例えるとヒットを一年に一本、



去年より多く打つ事が出来るかどうかで決まるというレベル。

その一本の為に日夜たゆまずトレーニングするのが野球なら、

その1%の為に頭使って考え実行していくのがビジネス。