今日は「さまよえる興味〜歴史編〜」の続きで、
ヘンリー8世ママ、エリザベス・オブ・ヨークについて
なぜ彼女がホワイト・プリンセスと呼ばれるかというと、ヨーク家のシンボルが白バラだからです。
対するランカスター家のシンボルは赤バラ。
チューダー朝を立てたヘンリー7世の母親がランカスター家の出身です。
なので、チューダー朝のシンボルは、中央に小さな白バラがあしらわれた赤バラ(赤バラが白バラを飲み込んだイメージ)になってるんですよ。
さて、話をホワイト・プリンセスに戻しましょう。
小説も、
ドラマもありますが、
私は今のところ、小説だけ読み終えました。
ドラマはどうするかなー、DVDセットが出たら買うかなーと思ってはいますが、かな〜り躊躇してます。
と言うのも、小説を読んでいて——、
ヒロインにめちゃめちゃイライラさせられた
からです!
なんて言うんでしょうね、このホワイト・プリンセス、すべてにおいて受け身
なんです。
(
あくまでも小説の話です。史実はわかりません)
15世紀当時の状況を説明しますと——
イギリスの玉座を争ったヨーク家とランカスター家。
母がランカスター出のヘンリー・チューダーが勝利、ヘンリー7世としてチューダー朝を立てるも、
元イギリス王妃で母親のホワイト・クィーンは、
ヨーク家の血筋を残すべく、ホワイト・プリンセスをヘンリー7世に嫁がせます。
平和の架け橋になりなさい、
敵だった男でもそれなりに愛する努力をしなさい
と言って——。
ホワイト・プリンセスは好きだった叔父リチャード3世をヘンリー7世に殺されたので、心中は恨みつらみでいっぱい。
それでも、母親に説得され、家のため、国の騒乱を収めるため、涙を呑んで
ヘンリー7世と結婚します。
しかし、このヘンリー7世という男がどうしようもない。
臆病者で癇癪持ちでひがみっぽい
。
まぁ、確かに、幼少期を国外で過ごしたばっかりに、なかなか国民や貴族に受け入れてもらえず、ヨーク家復活を目論んだ裏切りや反乱続出とくれば、疑心暗鬼の塊にもなりましょうが……。
事あるごとに「ヨーク家のクズどもが! 裏切り者が!」と
妻を罵るのはいかがなものか——?
男として、そして王者としての度量に欠けてるわ〜。
でも、ホワイト・プリンセス、じっと耐えて言い返さない。
母親のホワイト・クィーンが裏で密かに反乱を画策したり手を貸していたり、
ヘンリー7世の母親のレッド・クィーン(赤バラのランカスター出なので)が宮廷を我が物顔で取り仕切るだけでなく、政治にも口を出したりしてる中、
心の葛藤や苦悩や悲憤はあるものの、ホワイト・プリンセスは従順に王であるヘンリー7世に(そして恐らく時代の流れに)従っているのです。
ああ〜、はがゆい〜
!
確かに母親と姑が強烈すぎるのかもしれないけど、読んでる間、何度本を投げだそうとしたことか!
まぁ、でも——
後のスコットランド女王マーガレットや、後のヘンリー8世、その他数人の子どもを産んだ後は、ホワイト・プリンセスも多少は神経が図太くなったのか、激するヘンリー8世や姑に対し、冷ややかに言い返したりはするようになりましたけど。
でも、その程度。
どんでん返し、してやったり——はなし。
期待してたのにーーーっ!!
小説のラストでは、ホワイト・プリンセス、叔父や弟や従弟を殺したヘンリー7世を赦しちゃってるし。
ま、雰囲気的に、罪の意識におののくヘンリー7世をただ哀れんでるだけみたいでしたけどね。
以上、あくまでも小説の話です〜。
実際はどうだったんでしょうね?
いずれにしても、当時のイングランドは戦国時代。
日本の戦国時代もそうですが、女性——特に身分のある女性は、戦利品だったり、政治の道具だったり、ただ翻弄されてしまうだけというのがほとんどだったんでしょうね。
それでも、だからこそ、せめて小説の中だけでも、
スカッと色々やり返して欲しかったなーと
思っちゃうわけです。はい。
それでも、彼女の孫には、プロテスタント教徒を殺しまくったブラッディ・メアリー(ヘンリー8世の長女)や、
大英帝国を築いたエリザベス一世(ヘンリー8世の次女)がいますからね〜。
激しい女のDNAを、ホワイト・プリンセス自身もきっと持ってたんでしょうね。
長くなっちゃいましたが、小説を読んだ後、あまりにも消化不良な気がしたもんですから、ついつい書いてしまいました。
失礼しました〜m(._.)m
ところで話は逸れますが、イギリスの王室って、
エリザベスとかキャサリンとかアンとか
マーガレットとかがすっごく多い。
男ではヘンリーを始め、エドワード、リチャード、ジョージ。
区別が難しいよ〜


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